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自社商品がギフトに選ばれるポイントや施策をご紹介!高見えするラッピングアイデアも解説

「自社で販売している商品をギフトとして売れないだろうか?」

「ギフト商品を展開しているけど思うように売れないなあ」
「他のショップのギフト商品と差別化したいけどやり方がわからない」

そんな悩みを抱えるショップのオーナーさんや販売担当者の方もいるのではないでしょうか。今やインターネットでギフトを購入するのがごく当たり前となり、さまざまなショップがギフト商品を販売しています。
そのため、ただ闇雲にギフト商品を取り扱うだけでは思うような売上には繋がらない可能性が高いです。

そこでこの記事では、自社商品をギフト商品として選んでもらうためのポイントについて解説していきます。最後まで読んで是非参考にしてみてください。

ギフト商品もネットで購入する時代に

ひと昔前は百貨店やデパート、専門店などの店頭に直接足を運んで購入する機会が多かった贈り物やプレゼントといったギフト商品。現代ではスマホやタブレットなどの普及もありインターネットで購入することも多くなったのではないでしょうか。

株式会社ギフトモールが2021年におこなった調査によると、ギフトを購入する割合が高い人の約62%がECサイトでギフトを購入すると回答しました。その内22%がギフト専門のECサイト、40%がギフト専門店以外のECサイトで購入していることから、商品やアイデア次第では専門店以外のショップでもギフト商品が売れていることが分かります。
(参考:
【昨年3月コロナ感染拡大から一年間のギフト事情を全国2,400人に調査】

ECギフトとギフトECの違い

本格的な施策を紹介する前に「ECギフト」と「ギフトEC」について解説していきます。どちらも似たような言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

まず、ECギフトは季節のイベントやシーンに合わせて選ばれるギフトのことを指します。たとえば誕生日やクリスマス、バレンタインなど各々のイベントごとに選ばれやすい商品だといえるでしょう。
ECギフトは誰かに贈ることを前提としているため、通常の配送では箱の中に商品と一緒に入っているような納品書や商品タグは取り除かれています。そのほかラッピングやメッセージカードなども用意されており商品を注文するだけですぐにプレゼントとして贈れるのが特徴です。

一方、ギフトECはお歳暮やお中元、結婚祝いや入学祝いなどギフト専用のECサイトのことです。ギフトECではすべての商品がプレゼントや贈り物用に販売されているため、のし対応やラッピング放送、メッセージカードの挿入、などプレゼントや贈り物には欠かせない機能が備わっているのが特徴です。

自社商品をギフト商品として選んでもらうための施策

ECギフトとギフトECについてご紹介しましたが、どちらの場合でもただ販売しているだけでは売上や販売数量は伸びません。自社商品をギフト商品として選んでもらうためには、利用者の使いやすいサイト作りや、利便性の高いサービスを盛り込んでいく必要があります。
今回は具体的に以下の6つの施策をご紹介します。

  • ・キーワードを活用した特集ページを作成する
  • ・のし、ラッピング対応を行う
  • ・メッセージカードを同梱する
  • ・サムネイル画像を工夫する
  • ・分割配送できる体制を整える
  • ・オリジナリティあるオーダーサービスを用意する

施策➀:キーワードを活用した特集ページを作成する

キーワードを活用した特集ページを作成する

インターネット検索からサイトへの流入期待値を増やすためには、キーワードを活用した特集ページを作成するのが効果的です。また特集ページを作るときはターゲットを明確にして、より具体的なページにしていくこともポイントとなります。
たとえば誰か身近な人にプレゼントすると仮定してインターネットで検索する場面を考えてみてください。人それぞれ誰にプレゼントするかは異なりますが、検索の際「プレゼント」の一語で検索することはあまりないと思われます。ある人は「プレゼント 彼女 記念日」、またある人は「出産祝い 親友 2人目」のように贈る相手やシーンが思い浮かぶのではないでしょうか。

このようにターゲットを絞り具体的な特集ページを組むことは、他のショップと差別化にもつながります。同時に特定のユーザーのニーズを満たすことでサイト流入への期待が高まるのです。

施策➁:のし、ラッピング対応を行う

のし、ラッピング対応を行う

ギフト商品を取り扱うショップは利用者の利便性を高めるためにも、のしやラッピングには対応できるようにしておきましょう。のしやラッピング対応してないショップの商品をプレゼントとして贈りたい場合、一度自宅に発送してもらい自分で包装をおこない相手に送らなければなりません。利用者の手間が増えるだけでなく発送費も掛かってしまします。これではどんな良い商品でもギフトとしては選ばれにくいですよね。
ギフト商品を購入するユーザーに選ばれるためには、のしやラッピングなどの対応準備は必須となります。

施策➂:メッセージカードを同梱する

メッセージカードを同梱する

ユーザーが利用しやすいショップを目指すならば、ギフトにメッセージカードが同梱できるようにするのも外せません。
誰かからプレゼントを貰ったとき、近況と共にひと言メッセージが添えてあると嬉しい人も多いのではないでしょうか。
たとえば遠く離れた親友から誕生日に「誕生日おめでとう!お揃いのギフト贈ります。なかなか会えないけどずっと仲良くしようね」なんてメッセージが届いたらきっと思い出に残りますよね。また贈る側もこのプレゼントを選んだ経緯などをメッセージとして贈れるのは利便性向上に繋がります。特に必要ないときには付けないこともできるので、メッセージカードは是非取り入れたい施策です。

施策➃:サムネイル画像を工夫する

サムネイルの画像に工夫することも忘れないようにしましょう。
サムネイルは商品紹介ページなどに表示される画像のことです。クリックして中身を確認しなくても、目で見たときにその内容が一瞬で分かるような、実際よりサイズを縮小して表示した画像をサムネイルと呼びます。

サムネイルのポイントとしては商品の中身や内容が分かを前提に、目立ったりインパクトがあったりするような画像を選ぶことが重要です。またテキストを入れる場合は、目に留まりやすい文字で注目を集めるような文言を見やすい所に配置すれば、閲覧数やアクセス数を増やせる可能性があります。
数ある商品の中で目立つためには、ユーザーの興味を瞬時に引くような工夫が必要です。サムネイルはあくまで商品の見本であるということを踏まえ、分かりやすさと見やすさを意識しながら、他と差別化を図れるように工夫していきましょう。

施策➄:分割配送できる体制を整える

ギフト商品を購入するユーザーの中には、複数発送先にギフトを贈りたいと考えている方もいるため、分割配送できる体制を整えておくことも検討しておきましょう。
特にお歳暮やお中元などは毎年のこととなるので、同じギフト商品を大量に選んでも分割発送に対応しているショップだと大変便利です。また毎年贈るようなイベントを見込んで贈り先の名前や住所など基本情報を登録ができるシステムを構築することができると、次回ユーザーの手間が格段に減るのでリピート率向上にも期待ができます。

施策➅:オリジナリティあるオーダーサービスを用意する

オリジナリティあるオーダーサービスを用意すると他ショップとの差別化に繋がります。
自店舗が取り扱っている商品を、ユーザー自身でカスタマイズできるようなサービスをEC内のギフトとして提供するとオリジナリティを出したいユーザーから重宝されます。
たとえばコーヒー専門店なら様々なコーヒー豆から好みのものを選ぶことでオリジナルのブレンドコーヒーを作ることができます。他店では真似のできないオーダーサービスで差別化できると自店舗の強みとして活かせます。

まとめ

インターネット上に無数に存在するECサイトの中から、自社で販売している商品をギフトに選んでもらうためには様々な工夫や戦略が必要となります。
継続的にユーザーに選んでもらうためには今回ご紹介した基本的な施策以外にも、ユーザー目線に立ち自店舗に取り入れられる施策はないか日々考えていくことが重要です。
コスト面やノウハウ面で、すぐに実行できないケースがありますが自店舗に必要なものを常に意識してユーザーに価値のあるECサイトを作り上げていきましょう。

ラッピングに必要なものは?まずは包装紙、箱、袋、リボンを準備

プレゼントをもらった時、そのラッピングを見てワクワクしたことはありませんか?
ギフトを準備する際には、受け取る人も贈る人も、より一層気分が盛り上がるような素敵なラッピングにしたいものです。

また、大切な人に贈るプレゼントは、少しでも高見えさせたいというのも贈る人の心理でもあります。ラッピングをすることでお客様に付加価値を提供することもできます。

ギフトラッピングに必要な主な資材は下記です。

  • ■ 包装紙
  • ■ 箱
  • ■ 袋
  • ■ リボン

商品イメージに合わせたラッピング資材を用意するようにしましょう。

例えば、子供用品には子供が喜びそうなカラフルなもの、大人の女性向けの商品であればシックなイメージの包装紙やリボンなどです。
お客様に喜んでもらうのがギフトラッピングの目的ですが、資材のコスト管理も大切です。素敵だからといって、あまりに高い資材を準備して赤字になってしまうようでは本末転倒です。

卸業者からまとめて購入しておいたり、ラッピング資材にコストをかけ過ぎない工夫をしたりすることも大切です。

ボックスギフトをアレンジ。基本の箱がけリボンを知ろう

リボンが綺麗にかかったギフトラッピングは特別感を演出してくれます。ここでは、ギフトラッピングで便利な、箱がけリボンの仕方を解説します。リボンの基本の結び方には「十字結び(クロスかけ)」「斜めがけ」があります。

リボンの結び方➀ 十字結び(クロスかけ)

  • 1. 箱の中央を通るように、リボンをぐるりと回しかけます。
  • 2. 回しかけたリボンと90度交差するように、リボンを回しかけます。この時、リボンを交差させるのは箱正面になります。
  • 3. リボンの交差部分に、リボンの長い方をくぐらせます。
  • 4. リボンの左右を引っ張り、箱に巻きついているリボンのたるみがなくなるようにします。
  • 5. たるまないようにリボンの交差部分を押さえながら、交差部分の上で蝶結びを作ります。
  • 6. 蝶結びの大きさやリボンの長さを左右整えるようにカットして、できあがりです

リボンの結び方➀ 斜めがけ

  • 1. リボンを箱の上部中央から、箱の右側に向かって斜めにかけます。
  • 2. そのままリボンを回しかけ、反対側も同様にかけていきます。
  • 3. リボンが箱の底面から正面に戻ってきたら、回しかけがスタートした箱の上部中央で一回結び、蝶結びを作ります。
  • 4. 蝶結びをスライド移動させ、箱の正面に持ってきます。
  • 5. 蝶結びの大きさや、リボンの余った部分を整えるようにカットして、できあがりです。

どちらも、途中でリボンの表裏がひっくり返ってしまわないように気をつけましょう。

簡単なのに高見え!便利なラッピングアイデア 6つ

商品の形やイメージに合わせてラッピングでひとてま加えることで、高見えするラッピングアイディアをご紹介していきます。

飾り用リボンのストックを作っておく

クリスマスやバレンタインなど、ギフトシーズンは急な注文が重なりがち。
事前にリボンフラワーなどの飾り用リボンのストックを作っておけば、シンプルな包装に貼り付けるだけで華やかなラッピングを演出できます。

フィルムロールを活用する

色々な大きさの商品に合わせて、袋の種類を取り揃えておくのは大変……そんな時に活用したいのが「フィルムロール」です。
大きさを気にせずラッピングできるので、袋や箱に収まりにくい、マチ幅のある物を包む場合などにも便利です。中身の美しさを活かしたラッピングができるのもポイントです。

薄葉紙を使ったラッピング

「薄葉紙」とは薄手でやわらかい紙のことです。
パッケージのインナー紙やクッション材としても使われることの多い薄葉紙ですが、あえて包装に使うことでやわらかな、優しいイメージのラッピングができます。
色の違う2〜3枚を重ねて、グラデーションを楽しむのもおすすめです。

毛糸や紐を使ったラッピング

存在感のあるカラフルな毛糸や糸を何種類か組み合わせて、リボン代わりに使います。より温かみのあるラッピングになります。リボンが手元にない時にも役立つアイディア。シールを添えると、ワンポイントになります。

ドライフラワーを添える

ラッピングにドライフラワーを加えると、より可愛らしい雰囲気になります。
ナチュラルなイメージのギフトにおすすめです。クリスマスには松ぼっくりを合わせたり、季節感も演出できます。

和紙やわら紐を使って和風なイメージに

和風のギフトには、和風の素材が最適です。
テクスチャーのある和紙を包装紙として使い、シンプルなわら紐で無造作に仕上げれば、他にはないラッピングの完成です。

まとめ

ちょっとした一工夫で贈り物がより可愛らしくなりそうですね。
まずは簡単なリボンの結び方から挑戦してみてはいかがでしょうか?

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