初期0円!初月無料!デジタルマーケティング動画のサブスク開始!

予約販売で機会損失防止や繁忙期の作業負担軽減に!メリット・デメリットを解説


法人向けサービスイケマート

ECサイトを運営していると「在庫切れで販売機会を逃してしまった」「繁忙期の作業が多過ぎて手が回らない」といった問題が発生しがちです。こうした悩みは「予約販売」を活用すれば、解決できます。

予約販売とは、発売前商品の注文を事前に受け付けて、発売開始と同時に商品をユーザーに届ける方法のこと。予約を受けておけば、たとえ在庫がなくなっても補充しだい発送できるので、売り逃すことがありません。また事前に受注・決済まで終わらせておけるため、繁忙期の作業を分散できます。他にもさまざまなメリットがあり、ネットショップには欠かせません。
予約販売のメリット・デメリットを解説するので、より効率的に売上を伸ばしたい方はぜひ参考にしてみてください。

予約販売とは?

予約販売とは?

予約販売とは、発売前の新商品の注文を事前に受け付けて、発売開始と同時にユーザーへ届ける販売方法です。特に以下のような業界・商品に有効です。

  • ・アパレル:シーズンがあるため販売期間が短く、商品発売前からPRしていく必要がある
  • ・小売・雑貨・家電:季節性がある商品や、新商品・話題の商品などは時期が重要で、発売前からPRする必要がある
  • ・デジタルコンテンツ:ゲーム・CD・書籍などは、発売を楽しみにしている固定ファンがいるため、予約購入するユーザーが多い。プレミア・限定特典付きなどを用意すると、ファンの満足度を高められる

このように発売前からPRが必要な業界・商品や、発売を楽しみにしているファンの多い業界・商品の販売に、大きな効果を発揮します。

予約販売の4つのメリット

予約販売がどのような販売方法か分かったところで、実施するメリットを押さえておきましょう。
大きく4つのメリットがあり、いずれもネットショップを運営する中で大きく役立ちます。

在庫切れによる機会損失を防げる

在庫切れにより販売したくてもできない状況をなくせるので、機会損失を防げるのが大きなメリットです。通常の販売では商品が多く売れ、在庫がなくなると新たな在庫が確保できるまで一定期間販売不可能になります。そのタイミングで購入したいと思ったユーザーがいても購入できないので、売上を伸ばすチャンスを逃してしまう可能性があります。在庫が切れている間に、ユーザーの購入意欲が下がってしまったり、忘れられてしまったりするかもしれません。別のECサイトで購入されてしまうケースも考えられます。こうした在庫切れによる機会損失は、予約販売を導入すれば未然に防げます。

予約販売で注文を受け付けておけば、すぐに発送できなくても補充でき次第、発送すれば問題ありません。購入してくれるユーザーとの出会いを、無駄にしない販売方法です。

繁忙期の作業負担を分散させられる

事前に作業を行えるため、繁忙期の作業負担を分散させられるのもメリットです。ECサイトの繁忙期は、取り扱う商品の傾向によって異なります。ケーキならクリスマス、おせちは年末などと時期が限定されるものの他、ボーナスシーズン、夏休み・春休み、新生活シーズンなど生活スタイルが影響する場合も多く、さまざまです。こうした繁忙期に受注・決済・発送と複数の作業を数多くこなすのは、現実的ではありません。作業が追いつかないのはもちろん、発注ミスなどの原因にもなります。

予約販売で事前に受注・決済を終わらせておけば、繁忙期に行う作業は「発送」だけで済みます。繁忙期に作業が集中するのを防げるので、ECサイトを効率良く運営可能です。

事前に在庫数を把握できる

予約販売では商品発売前に予約を受け付けるので、事前に必要な商品数が把握できます。
通常であれば販売数を見越して発注を行うため、余分な在庫を抱えてしまうリスクがあります。
しかし予約販売なら、用意した商品は基本的に全て売れる仕組みなので、余分な在庫を抱えたり在庫が少な過ぎたりする心配がほとんどありません。売上計画や販売需要予測などを立てやすくなるので、効率的に受注・発注できます。

発売前の早い段階からプロモーションできる

発売前の早い段階から、プロモーションできるのもポイントです。例えばクリスマスケーキのような季節ごとの商品の場合、通常の販売では実際に販売数が伸びるのはクリスマス前〜当日の数日間だけです。しかし予約販売を導入すれば、早い段階からプロモーション・受注をできるため、より多くの販売チャンスが訪れます。

他にも流行やトレンドに乗った一過性の商品のような、販売期間が短い商品も事前にユーザーを囲い込みやすくなります。製品ライフサイクルを可能な限り延長できるので、販売期間を大きく拡大できる販売方法です。

予約販売の3つのデメリット

ネットショップ運営において多くのメリットがある予約販売ですが、同時にデメリットも存在します。メリット・デメリットどちらも押さえた上で、上手に運営しましょう。

購入者が注文したことを忘れてしまう可能性がある

予約開始から実際に商品が販売されるまでに期間が空くため、購入者が注文したことを忘れてしまう可能性があります。
住所が変わっていて商品を届けられないなどの、トラブルが発生するかもしれません。発送準備前にメールを送り、購入者に住所が変わりないか確認してリスクを軽減するよう努めましょう。またECサイト側も、発送忘れがないよう注意することが大切。人為的ミスが発生しないように、通常商品・予約商品の作業フローを明確化しておきましょう。

メーカー都合などで商品を確保できないリスクがある

メーカー都合などで、商品を確保できないリスクがあります。例えば「災害で工場が被害を受けた」「必要な部品の供給が追いつかなくなった」などの理由で商品の製造数が少なくなった場合、商品を確保できない可能性があります。

万が一の事態を想定して、確保できなかった際の対応を、購入者に事前同意してもらうフローを設けておきましょう。

支払い方法・タイミングを確認しておく必要がある

支払い方法・タイミングを、事前に確認しておきましょう。
決済会社によっては、予約販売を利用できない場合があります。利用したい決済会社が予約販売に対応しているのか、あらかじめ確認しておく必要があります。

また決済タイミングの確認も大切です。
例えば注文完了時に決済される場合や商品出荷日に決済される場合、出荷日に決済される場合などさまざまなパターンがあります。決済タイミングを把握しておくのはもちろん、ユーザーへ周知しておくと支払いタイミングによるトラブルの発生を抑えられます。他には、与信切れにより請求できない場合の対応も、決済会社に確認しておくのがおすすめです。
予約と発売の時期に開きがあるため、出荷日に売上確定の場合は、オーソリ(与信)が期限切れになる可能性があります。どのように対策すべきか、決済会社に確認しておきましょう。

予約販売のやり方は?導入方法


予約販売は、さまざまなECサイト作成サービスで取り入れられている機能で、標準機能として搭載されているケースが多くあります。例えばECサイト内の機能として予約販売がある場合や、ECサイト作成サービス内のアプリで予約販売を設定できる場合など、サービスによってまちまちです。使用している・使用を検討しているサービスでは、どのようなスタイルになっているのか確認しておきましょう。
ECサイト作成サービスが提供している予約機能は、在庫管理や受注処理などと連携できるため、管理しやすくおすすめです。

予約販売は顧客満足度を高める工夫が必須

予約販売は顧客満足度を高める工夫が必須

予約販売を行う上で、顧客満足度を高める工夫は必須です。
まず大切なのがフォローメール。通常のメールに加えて、発送待ち期間に数回フォローメールを送っておきましょう。顧客が予約していたことを忘れていたり、住所が変わったりといったことから発生するリスクを軽減できます。丁寧に細かくフォローすることで、ECサイト自体の高評価にもつながります。

また支払い方法や引き落としタイミングを明確にするのも、大切なポイントです。支払いに関するクレームを減らすために、支払方法やタイミングを色を変えて提示したり目に付く位置に配置したり、分かりやすく提示して購入者が理解してくれるように工夫しましょう。

予約販売を上手に活用すれば売上&効率アップにつながる

予約販売を上手に活用すれば売上&効率アップにつながる

予約販売を活用すれば、販売機会の損失を防いだり在庫を抱えるリスクを低減したりできるため、売上アップが期待できます。また繁忙期の負担を軽減できるので、ECサイト運営の効率アップにもつながります。予約販売のデメリットも押さえた上で、上手に活用しましょう。


法人向けサービスイケマート

関連記事