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BASE(ベイス)とは?料金プランから出店方法、便利な機能を徹底解説

BASE(ベイス)は、無料でECサイトを構築できるサービスです。特徴は、初心者でも簡単にECサイトを構築できることで、複数の決済方法の導入・ショップのデザインの変更・解析ツールの利用など、ECサイト運営に必要不可欠な機能がそろっています。
初心者の方にとっては、導入するハードルが低いため開業するための有力な方法の1つになるでしょう。

本記事では、BASEの料金プランや出店方法・便利な機能について紹介します。

Contents

BASE(ベイス)とは?

BASE(ベイス)とは、簡単にECストアを構築できるプラットフォームのことです。
BASEとは

base公式サイト

ECサイトを無料で構築・開業できるため、ノーリスクでできる方法として人気を集め、5年連続でECストアの開設実績1位を獲得しています。結果、2012年にサービスを開始して以来、すでに180万以上のストアがBASEでオープンしています。

BASEは、無料で利用できるだけではなく、本格的なECストアを構築できることも多くのストアから選ばれている理由です。

BASEの料金プラン

BASEの料金プランは、「スタンダードプラン」「グロースプラン」の2種類があります。
それぞれの違いは以下の表のとおりです。

  スタンダードプラン グロースプラン
月額料金 0円 5,980円
決済手数料 サービス利用料:3%
決済手数料:3.6%+40円
決済手数料:2.9%

ここで、どちらのプランを利用すれば良いのか迷う方もいるでしょう。

2つのプランを選ぶポイントは、ストアの月商になります。月商17万円以上のストアは、グロースプランがお得です。

以下より、2つのプランについて詳しく紹介します。

スタンダードプランは初心者の方におすすめ

スタンダードプランは、ECストア初心者の方におすすめのプランです。

スタンダードプランの特徴は、「初期費用・月額費用が0円」・「売れるまで料金がかからない」です。
つまり、商品が購入されるとサービス利用料・決済手数料が都度発生する仕組みになります。商品が売れるまで費用が発生しないので、ノーリスクでECストアの開業にチャレンジできます。

ただし、ノーリスクでサービスを利用できる代わりに、サービス利用料・決済手数料が高めに設定されているのがデメリットです。そのため、月商17万円以上になった場合は、グロースプランへの移行を検討しましょう。

スタンダードプラン・グロースプランの月商による利用料・決済手数料の違いは以下のとおりです。

月商 スタンダードプラン グロースプラン
10万円 6,640円 8,880円
17万円 11,260円 10,910円
20万円 13,240円 11,780円

グロースプラン

グロースプランは、月商17万円以上のストアがお得になるプランです。

月額5,980円の固定費がかかるものの、決済手数料が2.9%と注文ごとの手数料を抑えられるためです。

グロースプランは、スタンダードプランの上位プランであるため、機能性にも違いがあると思われるかもしれません。しかし、違いは料金プランのみとなり、利用できる機能は同じです。

初めはスタンダードプランを選択し、ショップが成長するとグロースプランへ変更すると良いでしょう。また、プラン変更は管理画面からいつでも切り替えることが可能です。

手数料について

手数料について

BASEを利用する上で抑えておきたいポイントは、どこで手数料が発生するかについてです。

スタンダードプランは、無料でECサイトの構築から運営・管理において手数料・利用料が発生しません。これが、BASEが人気を集めている理由です。しかし、一切の手数料・利用料がかからないわけではありません。売上が発生した際や、売上金を引き出す際に手数料がかかります。

そのため、BASEでは販売手数料、決済手数料、振込手数料の3つの手数料が必要になります。

それぞれの手数料の違いについて詳しく解説します。

販売手数料

販売手数料は、BASEで開設したストアから商品が購入された際に発生する手数料のことです。

販売手数料は、スタンダードプラン・グロースプランにより異なります。

スタンダードプランの場合は、販売手数料はサービス利用料と呼ばれ、商品が売れた際の売上(送料含む)の3%です。このため、売上が増えるほどに、手数料も増えていく特徴があります。

一方グロースプランであれば、月額料金5,980円のみで販売時にサービス利用料金はかかりません。売上に関わらず利用料は一定になります。

スタンダードプラン グロースプラン
販売手数料 売上金額の3%(送料含む) 売上金額の2.9%

決済手数料

BASEでは、商品が売れた際に販売手数料に加えて決済手数料も発生します。

BASEを利用するメリットは、「かんたん決済」が利用できることです。「かんたん決済」を利用することで、以下の7種類の決済方法を導入できるためです。

  • ・クレジットカード決済
  • ・キャリア決済
  • ・銀行振込
  • ・コンビニ支払い
  • ・後払い
  • ・PayPal決済
  • ・Amazon Pay

これら複数の決済方法を選べることは、かご落ちを防止するのに役立ちます。

決済手数料とは、これらの決済サービスを利用する手数料です。そのため、スタンダードプラン・グロースプランどちらでも発生します。スタンダードプランでは売上金額の3.6%+40円、グロースプランは、2.9%となります。

スタンダードプラン グロースプラン
販売手数料 売上金額の3.6%+40円 月額料金5,980円のみ
売上に関わらず利用料は一定

振込手数料

BASEでの売上金は、ユーザーから直接店舗へ支払われるわけではなく、一度BASEを仲介します。そのため、ストアが売上金を得るためには、BASEから指定口座に振り込まれる必要があります。その際に発生するのが振込手数料で、あわせて事務手数料も必要です。

振込手数料・事務手数料は、スタンダードプラン・グロースプランどちらも、以下の金額になります。

スタンダードプラン グロースプラン
振込手数料 一律250円
事務手数料 2万円未満の場合は500円、2万円以上の場合は0円

BASEを利用する際の注意点

注意点

BASEは、初心者でも簡単にECサイトを無料で構築できるのがメリットですが、集客力が楽天などのモールと比較すると弱いというデメリットも存在します。
そのため、BASEをうまく活用して売上につなげるためには、以下の3つの注意点を把握しておくことが重要になります。

  • 集客対策
  • 売上が多くなると費用がかかる
  • デザインの自由度

以下より、3つの注意点について詳しく紹介します。

集客対策

BASEを利用する上での注意点は、集客対策が必要になることです。

楽天・Yahoo・Amazonなどであればモール自体の認知度が高いため、出店ストアが集客対策を施さなくてもユーザーが訪問してくれるかもしれません。そのため、出品するだけでユーザーの目にとまり、購入に至るケースもあるでしょう。

しかし、BASEのストアではそのようなことがありません。開業直後は認知度が低いため、集客対策を施さないと誰も訪れない閑散としたストアになってしまいます。そこで、認知度が低いというBASEのデメリットを、以下の集客対策によりカバーすることが成功するためには必要です。

  • SEO対策
  • SNS・ブログ運営
  • Web広告の利用

売上が多くなると費用がかさむ

BASEの費用には、先で紹介したように販売手数料・決済手数料・振込手数料があります。

特徴としては、販売手数料・決済手数料は注文の度に発生しますので、売上が多くなるほど費用がかさみます。スタンダードプランを利用するような小規模なサイトであれば、初期費用・固定費用がないのはメリットです。しかし、規模が大きくなるほど費用がかさむため大規模のサイトでは、この料金体系が逆にデメリットになることもあります。

初心者の方はスタンダードプランからスタートして、サイト規模が大きくなるとグロースプランへ移行しましょう。さらに、グロースプランでも対応が難しくなれば、他のECサイト構築サービスの利用を検討してください。

デザインの自由度

BASEでは、テーマを変更することで自社ECストアのデザインを変えられます。

無料のテーマや有料のテーマから選べるので、自分の好きなデザインに変更できるのがメリットです。このため、BASEはデザインの自由度が高いように感じるかもしれません。しかし、実際には公式ストアで公開されている有料のテーマは70種類程度です。180万ショップが利用していることを考えると、十分なテーマ数とはいえず個性的なデザインを追求する方には不満を感じる部分でしょう。

ブランディングやコンセプトに合わせてオリジナリティの高いデザインを追求するのであれば、BASEではなく他のECサイト構築サービスがおすすめです。

BASEの出店方法

BASEは初心者の方でも簡単にできるように設計されたECサイト構築サービスのため、難しい操作を必要としません。以下の5つの手順により、専門的な知識がなくても出店ができます。

  • 1.ショップアカウントを作成する
  • 2.ショップURLを選択する
  • 3.メールアドレスを認証する
  • 4.必要な情報の入力・選択をする
  • 5.ショップアカウントの作成完了

それでは、各手順について詳しく紹介します。

ショップアカウントを作成

BASEで出店するために、以下のBASE公式サイトよりショップアカウントを作成します。

・BASE公式サイト ▶ https://thebase.in/
BASE公式サイトでショップアカウントを作成するためには、メールアドレス・パスワード・ショップURLが必要です。

登録したメールアドレスには、BASEからのお知らせだけではなく、ユーザーからの問い合わせなどストア運営業務に関わる重要なメールも届きます。BASE運営のためのメールアドレスを取得しておくと良いでしょう。また、メールアドレス・パスワードは、後から変更することが可能です。

ショップURL

ショップアカウントを作成する際に、戸惑いやすいのはショップURLでしょう。そこで、ショップURLについて詳しく説明します。

ショップURLは、以下のドメインから1つを選択し、好きなサブドメインを設定します。

  • ・thebase.in
  • ・base.shop
  • ・shopselect.net
  • ・base.ec
  • ・theshop.jp
  • ・handcrafted.jp
  • ・fashionstore.jp
  • ・buyshop.jp
  • ・supersale.jp
  • ・official.ec
  • ・kawaiishop.jp

ショップURLを入力する際の注意点は、後から変更ができないことです。そのため、慎重に決定することをおすすめします。

URLはインターネット上の住所を示します。サイト名と関連性のないショップURLでは、ユーザーが不審に思うこともありますので、サイト名やブランド名などに関連したショップURLにしましょう。

メールアドレス認証

ショップアカウントを作成できると、次はメールアドレス認証です。

メールアドレス認証とは、登録したメールアドレスに間違いがないか、登録者のメールアドレスかを確認するために行われます。

メールアドレス認証の手順は、ショップアカウントを作成すると、登録したメールアドレスにBASEからメールが届きます。そのメールに記載されているリンクをクリックすると、メールアドレス認証の完了です。

登録後しばらく経ってもメールが届かない場合は、登録したメールアドレスが間違っている可能性もあります。そのような場合は、BASEに問い合わせると良いでしょう。

情報の入力・選択

次にECサイトを運営する上で必要な情報を入力・選択します。

ECサイトを運営する際に必要となる情報は、特定商取引法に関する表記です。その名のとおり、法律により表記が義務付けられているため、必ず入力する必要があります。

入力内容は、「個人・法人の区分」「事業者名」「所在地」「連絡先」などです。また、返品・交換についてのルールや、送料・支払い方法などの説明も記載しましょう。

また、取り扱う商品によっては、許認可番号や管理責任者名などの記載が必要になる場合もあるため注意しておきましょう!

ショップアカウントの作成完了

最後にBASEの特徴である「かんたん決済」の設定をすると、ショップアカウントの作成が完了します。

「かんたん決済」は、簡単な設定で7種類の支払い方法を導入できる便利なサービスです。支払い方法が多いほど、様々なユーザーのニーズに答えられるため顧客満足度を高められるでしょう。

かんたん決済を設定する上で必要な情報は以下のとおりです。

  • ・導入する決済方法
  • ・屋号
  • ・事業者情報
  • ・住所

ここまでの設定を終えると、本格的にショップ運営の準備ができるようになります。

BASEの開設準備

ショップアカウントの作成など、ここまでの設定が完了するとショップを公開できる状態になります。

この状態で商品を登録して販売を開始することも可能ですが、デザインがデフォルトの設定のままでは他ショップとの差別化ができません。デザインやショップロゴ・パーツの設定をすることで、個性的なショップに仕上げましょう。

自社ECサイトのコンセプトにマッチしたデザインは、売上アップにもつながります。ECサイトのデザインは成功を左右する重要なポイントですので、時間をかけて調整してください。

商品を登録する

それでは、ECショップのデザインを決めるためにも試しに商品を登録してみましょう。
何点かお試しで商品を登録することで、操作に慣れるだけではなく、商品ページ・カテゴリページのデザインの調整にも役立つためです。

商品の登録はメニュー画面の「商品管理」の「商品を登録する」から行います。管理画面より商品の説明文・価格・商品画像を登録します。商品画像は1商品につき最大20枚まで追加が可能です。
サムネイルなどに利用されるメイン画像は、一番左の画像になります。また、サイズ・カラー違いがある商品は、在庫数の「種類を追加する」から設定可能です。

サイトデザインを編集

BASEでは、サイトデザインを編集する機能が搭載されています。この機能を活用することで、サイトデザインを自由にカスタマイズできます。

特徴は、テーマを適用することで簡単にデザインを変更できることです。まるでブログのように手軽にデザインを変えられることがBASEの魅力といえるでしょう。

開業準備の際に決めるべきデザインの設定は以下の2点です。

  • ・テーマを選択
  • ・ショップロゴやパーツの設定

これらの2つの設定について詳しく紹介します。

テーマを選択

BASEでは、テーマを変更することで簡単にストア全体のデザインを変更できます。利用できるテーマには、以下の3つの種類があります。
【オフィシャルテーマ】
BASEのオフィシャルテーマは無料で利用可能です。
【デザイナーズテーマ】
公式サイトより購入できる有料のテーマです。オリジナリティを高めたい場合は、利用を検討しましょう。
【カスタムテーマ】
HTML編集Appを利用して作成したテーマのことです。

※デザイナーズテーマ・カスタムテーマは、デザインパーツなどの一部のカスタマイズができません。

ショップロゴやパーツの設定

ショップの出店準備を完了させるためには、ショップロゴやパーツの設定が必要です。

パーツは、画像やテキストを挿入する際に利用されます。
例えば、送料の説明など多くのページで使い回すテキストはパーツ設定しておくと便利です。

ショップロゴは、自社ストアの看板になります。自社ストアのイメージ・ブランディングを表現したロゴにしましょう。また、ショップロゴを作成する予算や時間がない場合は、ショップロゴ作成Appを利用する方法もあります。

BASEのその他機能

BASEは無料で利用できるため、機能面で劣るのではないかと心配されている方もいるでしょう。

しかし、BASEではECサイト運用に役立つ機能を多数搭載しているので安心してください。
例えば、「かんたん決済」「販促管理」などです。他にも集客に役立つ機能から顧客管理・アクセス解析など多彩な機能を追加できるので、円滑なECサイト運営ができるでしょう。

以下より、おすすめの機能である「便利な拡張機能」「データ分析ツール」について紹介します。

便利な機能拡張(Apps)

BASEでは、Appsをインストールすることで機能を拡張できます。

Appsは公式サイトで公開されており、インストール・適用も簡単です。無料で公開されているAppsも多いため、BASEを利用している方はどのような機能があるかを確認しておくと良いでしょう。

おすすめのAppsは以下のとおりです。

  • ・集客Apps
  • ・売上向上Apps
  • ・ショップのルール設定Apps
  • ・商品ルール設定Apps

Appsをうまく活用して、売上や作業効率向上を図りましょう。

売上やWEB閲覧に関するデータの確認

Appsの中には、売上やWeb閲覧に関するデータを確認できる機能もあります。

例えば、Google Analyticsを活用できるAppsです。Google Analyticsは、サイト訪問者数・アクセスした地域など細かな情報を取得できます。このようなアクセス分析ツールを活用することは、集客効果を測定やコンバージョンを高めるための施策に役立つため、ECサイト運営において必要不可欠な機能といえるでしょう。

まとめ

BASEは、初期費用・固定費用が0円で利用できるECサイト構築サービスです。売上が発生するまで費用が発生しないので、初心者の方にとっても利用しやすいサービスといえるでしょう。

BASEには、料金プランが「スタンダードプラン」「グロースプラン」の2種類があります。

グロースプランは月額費用が発生する代わりに、注文の都度発生していたサービス利用料がかからなくなります。そのため、月商17万円以上のストアであれば、グロースプランの方がお得です。

また、BASEの特徴としては「デザインをテーマ」「機能をApps」で変更・追加ができることです。これらの機能を活用してカスタマイズすることで、売上アップにつなげましょう。

BASE(ベイス)にネットショップを開設

BASE(ベイス)にネットショップを開設

これからネットショップ出店を考えている方は、BASE(ベイス)をおすすめします。
BASE(ベイス)とは、簡単にネットショップを構築できるECサイト構築サービスです。

BASEの特徴は、初期費用・固定費用が無料なことです。無料ながらも、ECサイト運営に必要な機能であるカートシステムはもちろんのこと、複数の決済方法・高いデザイン性・利便性の高い機能などが人気の理由となります。BASEは、売り上げがあると利用料金が発生する仕組みです。そのため、ネットショップを始めてみたい方には、低リスクで開業できることがメリットです。
それでは、BASEを利用してネットショップ出店する詳しい方法を紹介します。

アカウントを作成する

アカウントを作成する

はじめに、BASEを利用するには、アカウントが必要となります。
アカウントの作成方法について紹介します。アカウントの作成は、BASEのホームページから「メールアドレス」「パスワード」「ショップのURL」を入力するだけです。それぞれの項目について紹介します。

メールアドレス

記入したメールアドレスに、後ほど認証メールが届きますので記入間違いのないようにしましょう。メールアドレスは登録後に変更することもできます。

パスワード

ログインするために必要なパスワードです。パスワードもメールアドレスと同様に、登録後に変更できます。

ショップURL

ショップのURLはローマ字で3文字以上の文字列となります。多くのショップでは、ショップ名とショップURLを同じにしています。文字列が決まったら、ドメインを10種類な中から選択しましょう。以下のURLが、自分のネットショップのURLとなります。

https://〇〇〇(入力したショップURL)+.+base.shop(選択したドメイン)

また、独自ドメインを利用したい方は、登録後に設定画面より変更が可能です。
「メールアドレス」「パスワード」「ショップURL」の入力が完了すると、「無料でネットショップを開く」ボタンを押してください。すると誓約書画面に移行します。ここで、反社会勢力ではないことを表明・確約する誓約書に同意します。
チェックを入れて同意するとアカウントの作成は完了です。

メールアドレス認証

アカウントの作成が完了すると、登録したメールアドレスを確認してください。メールアドレス認証のためのメールが届いているはずです。もしも、しばらく経っても確認メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかの確認をしましょう。それでも届いていない場合は、記入したメールアドレスが間違っていないかも確認してください。
メールは以下のメールアドレス・メール件名で届きます。

送信元メールアドレス

noreply@thebase.in

メール件名

【BASE】新規登録のお知らせ
メールを開くと、メールアドレス認証用のURLが記載されています。このURLをクリックすることで、メールアドレス認証が完了します。

ネットショップ運営に関する情報の入力

ネットショップ運営に関する情報の入力

メールアドレス認証が完了すると、次はネットショップ運営に関する情報の入力画面となります。
この「運営に関する情報の設定」は、特定商取引法に基づく表記の設定です。つまりは、法律により公開が義務付けられている項目となります。表示義務のある項目のため、すべて記入します。顧客にとっても、しっかりと表示されているショップは安心感につながるでしょう。
設定する項目は、以下の9項目です。

  • 1.区分
    個人事業主か法人かの選択を行います。
  • 2.事業者の氏名
  • 3.事業者の所在地
  • 4.事業者の電話番号
  • 5.その他(営業時間、定休日等)
    営業時間、定休日以外にも、取扱商品によって、必要となる許可証・免許証があれば許認可番号と管理責任者名を記入します。
  • 6.販売価格について
  • 7.代金(対価)の支払い方法と時期
    利用予定の支払い方法を記入します。
  • 8.役務または商品の引渡時期
  • 9.返品についての特約に関する事項

入力欄には雛形が用意されていますので、それらを参考にして記入します。入力が完了したら「保存する」ボタンをクリックしましょう。これで、ネットショップ運営に関する情報の入力ができました。

お支払い方法の選択

お支払い方法の選択

次は、お支払い方法の選択についてです。
BASEの特徴として、ネットショップに様々な決済方法を簡単に導入できる「BASEかんたん決済」があります。「BASEかんたん決済」を利用することで、以下の7つの決済方法に対応できます。

  • ・クレジットカード決済
  • ・キャリア決済
  • ・銀行振込
  • ・コンビニ支払い・Pay-easy
  • ・PayPal
  • ・後払い決済
  • ・Amazon Pay

また、BASEかんたん決済は、エスクロー決済なのでネットショップ側・ユーザー側ともに安心して利用ができます。
エスクロー決済とは、第3者が取引の仲介をする決済方法です。エスクロー決済であれば、代金を支払わないと商品が届かず、商品が届かないと代金が支払われません。そのため、以下のような不安を解消できます。

売り手「商品を送ったものの、代金を回収できないかもしれない」
買い手「代金を支払ったけれど、商品が届かなかったらどうしよう」

ネットショップ取引はお互い相手が見えないため、エスクロー決済が売り手・買い手の双方にとって安心につながるでしょう。

BASE(ベイス)に商品登録

ここまでで、ネットショップの基本設定が完了しました。あとは、商品を登録することで商品が販売できる状態となります。商品の登録方法の前に、BASEにおける商品登録の特徴について解説していきます。

商品数・データ容量に上限はなし

1つ目のBASEの特徴は、数多くの商品を登録できることです。BASEは、登録できる商品数・写真を保管するためのデータ容量に上限がありません。そのため、無制限に商品数を追加できます。ただし、1日の新規登録上限数は、1,000商品までとなります。

0円の商品は登録できない

2つ目の特徴は、0円の商品が登録できないことです。金額設定の下限は50円からで、上限は50万円までです。50万円以上の商品を取り扱うためには、電話番号認証が必要となります。電話番号認証があれば最大1億円の商品も登録が可能です。

商品の登録方法

商品の登録方法

商品の登録方法について紹介します。
BASEにおいて、商品登録に必要な設定項目は以下の7項目です。

商品名

商品名はユーザーに訴求するための重要な要素です。キャッチーな名前や・分かりやすい商品名を意識しましょう。商品名に使用できる文字数は、255文字までです。

商品画像

商品をユーザーに訴求するために最も重要なのは商品画像です。登録できる商品画像は20枚で、推奨サイズは1,280pxの正方形です。

商品説明

商品ページに訪問したユーザーが、より商品のことを詳しく確認できるように商品説明を記載します。商品説明での文字数は約2万文字が上限です。絵文字・特殊顔文字・機種依存文字は、利用できませんので注意しましょう。

価格

販売価格は、税込み価格を入力します。

税率

軽減税率に対応した商品であれば8%、それ以外であれば10%を選択します。

在庫と種類

在庫数を入力することで在庫の設定ができます。在庫切れの場合は「0」に設定すると「SOLD OUT」と表示されます。また、「種類を追加する」ボタンからサイズ・カラーなどの種類を追加できます。

表示・公開

「一番上に表示」にチェックを入れることで、一覧ページの一番上に表示されます。おすすめ商品などで露出を増やしたい商品は、チェックしましょう。「公開する」は、その名の通りチェックすることで公開状態となります。はじめて商品を登録する際は、チェックを外してテスト登録にすることがおすすめです。

写真について

ネットショップ運営において商品画像は、ユーザーに訴求するための強力なツールとなります。なぜなら、商品一覧などでサムネイル画像であっても、ユーザーの興味を引き付けられるためです。まず、BASEで商品画像を有効活用するために、以下の基本的項目を押さえましょう。

  • ・最大20枚まで各商品ページに画像を追加できる
  • ・画像サイズは1,280px × 1,280pxの正方形にする
  • ・商品画像の並び順は、画面上で並べ替えられる
  • ・メインで使われる画像は、1番左の画像となる

次に、商品画像を撮影する際のワンポイントを紹介します。
それは、自然照明を活用することです。ネットショップを開業したばかりであれば商品を撮影する機材が不足していることもあるでしょう。しかし、照明器具が不足していても、より訴求力の高い商品画像を撮影したいはずです。

そこで、自然照明の出番です。自然照明は色調に偏りが出にくいため、美しい商品画像が撮影しやすいでしょう。デメリットは、天気が悪い日や室内では撮影ができないことです。もし、照明機材が不足しているのであればお試しください。

サイズ展開がある商品について

取り扱っている商品によっては、サイズ展開があることでしょう。
そのような商品は、サイズ・カラーを同じページ内で選べるとユーザビリティが高くなります。
BASEで、同じページ内にサイズ・カラー展開をする方法は、以下の通りです。
商品編集ページの在庫数の欄から「種類を追加する」ボタンをクリックします。するとサイズやカラーなど種類ごとに在庫設定が可能となります。ただし、サイズとカラーを別々に在庫設定できません。そのため、サイズとカラーがある商品については、「ホワイトS」「ホワイトM」「ホワイトL」などのようにまとめる必要があります。

ネットショップ運営側にとっては、1つの商品ページで在庫管理ができるため、運営・管理の手間を省けることがメリットです。また、ユーザーにとってのメリットは、1つの商品ページでサイズ・カラーの在庫状況をチェックできることです。

ショップデザインの編集

ショップデザインの編集

ショップの基本設定・商品登録の次は、ショップデザインの編集をしましょう。
現在のデザインは、編集メニューの中にある「デザイン」ボタンから確認できます。編集も同ページから可能で、以下の項目について設定できます。

テーマ

11種類のテンプレートからお好みのデザインを選択できます。別途、有料テンプレートもあります。オリジナリティの高いショップを作成するためには、有料テンプレートも検討しましょう。

ロゴ

ショップロゴがすでにある場合は、アップロードすることで利用できます。デフォルトの場合は、サイトの名称がロゴとなります。

背景

画像を背景に設定することや、背景の色を変更ができます。

ナビゲーション

ショップロゴ下のメニュー色を変更できます。

BASE(ベイス)の便利なツール

BASEで開業したネットショップは、170万ショップを超えています。これほど多くのネットショップ運営者から選ばれる理由は、無料で簡単にサイトが構築できるだけではありません。BASEが選ばれる他の理由は、販売促進に役立つ機能が充実しているためです。そのようなBASEの便利なツールは、以下の2種類があります。

  • ・販促の管理
    BASEの基本機能として盛り込まれている機能で、「Pay IDアプリ」ユーザーに対してプッシュ通知を行うなどの販促が可能
  • ・Apps
    BASEは、SEO・集客・SNS連携・ブログ投稿など様々なAppsを追加することで機能を拡張可能

以下より「販促の管理」「Apps」について、より詳しく紹介します。

販促の管理

BASEには、「Pay IDアプリ」のフォロワーに向けて販促できる機能があります。
プッシュ通知と呼ばれる機能で、以下の内容についてフォロワーに配信ができます。

配信内容

「商品の宣伝」「ショップの宣伝」「クーポンの配布」のいずれかから選択します。

プッシュ通知のタイトル

プッシュ通知のタイトルを128文字以内で作成します。キャッチーなタイトルにすることで開封率を上げましょう。

プッシュ通知の本文

本文の最大文字数は140文字です。

宣伝用画像

文字だけではなく画像でも訴求が可能です。

配信日・配信時間

配信の希望日時を設定できます。
プッシュ通知は1日の通知数に制限はありません。そのため、1日に何回でも利用は可能ですが、フォロワーの迷惑にもなります。あまりに多い回数は、逆効果になりますので注意してください。

Apps

BASEの特徴は、Appsを追加することで様々な機能を拡張できることです。
現在、利用できるAppsは70以上あり、その多くが無料で追加できます。SEO・集客・顧客の分析・独自のルール作りなどに役立つ機能が豊富です。それでは、Appsの一部を紹介します。

SEO設定 App

SEOはネットショップ運営においては、切っても切れない関係です。SEO設定 Appを利用することで、SEOに役立つ「キーワード」や「ディスクリプション」の設定ができるようになります。

Googleコンバージョンタグ設定

Googleコンバージョンタグを設定することで、Google広告の効果を正しく測定できるようになります。リスティング広告を活用して集客を考えている方には必須の機能でしょう。

送料詳細設定 App

商品単位で送料の設定ができるAppsです。様々な重量や大きさの商品を取り扱うネットショップには重宝するでしょう。また、購入金額に応じて無料にもできますので「5,000円以上なら送料無料」などのキャンペーンにも対応可能です。

ラベル App

商品画像にラベルを張るAppsです。新商品やセール品などを目立つようにできます。
紹介したApps以外にも、様々な機能が充実していますのでBASEを利用する際は、どのような機能があるかチェックしてみてください。

まとめ

これからネットショップを開業してみたい方に、おすすめをしたいのがBASEです。BASEであれば無料・簡単にネットショップを構築できるためです。
登録方法は簡単で、「メールアドレス」「パスワード」「ショップURL」を入力することでアカウントが作成できます。あとは、ネットショップ運営に関する基本設定と商品登録、ショップデザインの編集をすればネットショップの設定完成です。その手軽さから、すでにBASEを利用して170万ショップが開業しています。

また、BASEが選ばれる理由に、充実した機能があります。Appsを追加することでBASEは、機能の拡張が可能です。これによって、ネットショップ運営に役立つ様々な機能を追加できます。Appsを組み合わせてサイトを構築することで、本格的なサービスを追求できるでしょう。

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コメント

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