「Shopifyを使ってみたいけど手数料が心配」
「ほかのECプラットフォームと比べてShopifyの手数料って割高?」
Shopifyでネットショップ運営を考えているオーナーさんの中には、上記のようなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。Shopifyは、インターネット上でショップを開設・運営することができる、世界でもトップシェアを誇るECプラットフォームです。
「ほかのECプラットフォームと比べてShopifyの手数料って割高?」
Shopifyでネットショップ運営を考えているオーナーさんの中には、上記のようなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。Shopifyは、インターネット上でショップを開設・運営することができる、世界でもトップシェアを誇るECプラットフォームです。
この記事では、そんなShopifyの決済手数料や取引手数料について解説していきます。他社との比較も含めてご紹介しますので、最後まで読んで是非参考にしてみてください。
Contents
Shopifyで発生する手数料
Shopifyで商品を販売した際に発生する主な手数料に「クレジットカード決済手数料」と「取引手数料」があります。両手数料とも現在利用している月額プランによって掛かる利率が異なり、3つあるプランの内プレミアムプランが利率の割合が一番少なく、手数料が安くなるのが特徴です。
前述した3つのプランは、以下の月額で利用できます。(2023年3月現在)
- ・ベーシックプラン:29米ドル/月
- ・スタンダードプラン:79米ドル/月
- ・プレミアムプラン:299米ドル/月
プレミアムプランの月額料金はベーシックプランやスタンダードプランに比べると高く感じますが、そのぶん取引手数料や決済手数料の利率が低く設定されているため、規模や売上が大きいショップに向いています。
クレジットカード決済手数料
クレジットカードの決済手数料とは、Shopify で商品を販売した際、VISAやJCBなどのクレジットカードを決済方法として使用した場合に発生する手数料のことです。
またクレジットカードの決済手数料は、現在の月額プランだけでなく決済されるクレジットカードの種類によっても異なります。国内発行のカードと海外発行のカードでも異なり以下のような利率となっています。(2023年3月現在)
またクレジットカードの決済手数料は、現在の月額プランだけでなく決済されるクレジットカードの種類によっても異なります。国内発行のカードと海外発行のカードでも異なり以下のような利率となっています。(2023年3月現在)
ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
VISA、Mastercard | 3.4% | 3.3% | 3.25% |
American Express、海外発行のカード | 3.9% | 3.85% | 3.8% |
JCB | 4.15% | 4.1% | 4.05% |
取引手数料
取引手数料は、Shopify で商品を購入したユーザーがクレジットカード決済以外の外部決済サービスを利用した場合に生じる手数料です。しかしながらすべての決済方法で発生するわけではありません。「Shopifyペイメント」を利用すると、取引手数料は掛からず無料の利用が可能です。
ShopifyペイメントはShopifyの公式の決済方法です。Shopifyに登録後、管理画面からShopifyペイメントを有効化するだけで、主要なクレジットカードや3種類の決済サービスが利用できるようになります。
一方Shopify ペイメントを使わずに外部の決済サービスを選択すると、ベーシックプラン2%、スタンダードプラン1%、プレミアムプラン0.5%とそれぞれ取引手数料が発生します。
振込手数料
Shopifyでは自分の口座に売上金が振り込まれる場合の振込手数料がかかりません。
ECサイトプラットフォームを利用してショップを運営する場合、多くのサイトでは振込時の手数料はショップ運営側が負担するのが基本です。1件1件は大した額ではありませんが積み重なると大きな数字になるため、振込手数料がかからないのは大きなメリットと言えるでしょう。
ECサイトプラットフォームを利用してショップを運営する場合、多くのサイトでは振込時の手数料はショップ運営側が負担するのが基本です。1件1件は大した額ではありませんが積み重なると大きな数字になるため、振込手数料がかからないのは大きなメリットと言えるでしょう。
また入金はShopify側が定めている入金サイクルに沿って自動的におこなわれるため、売上振込申請などの処理も必要ありません。
Shopify Paymentのメリット
前述のとおり、Shopifyペイメントのメリットのひとつとして取引手数料や月額費用がかからないことが挙げられます。そのほかにも以下のようなメリットがあります。
- ・幅広い決済方法に対応
- ・売上や支払の一括管理が可能
- ・審査なしですぐ利用できる
・幅広い決済方法に対応
クレジットカード決済や代引きといった昔ながらの決済方法のほかに、最近主流になりつつあるApple PayやGoogle Payなどの電子決済に対応していることからユーザーの利便性も高いです。ユーザーが選択できる決済方法を広く用意しておくことは、決済時のカゴ落ちを防ぎ成約率の向上につながります。
・一括管理が可能
管理画面では注文の状況やユーザーの支払いのなどがリアルタイムで確認できます。そのほか売上や入金状況などの閲覧できるため、ショップ運営に必要なキャッシュの流れを一括で管理することが可能です。
・審査なしですぐ利用できる
一般的な決済サービスを申し込む際には審査がありますが、Shopifyでは登録のみですぐ利用できます。売上が一定金額を超えた場合のみ、登録者の確認として、免許証やパスポートなど写真付き証明書の提出が求められます。
Shopifyと他ECプラットフォームの手数料を比較
最後にShopifyと他ECプラットフォームの手数料の比較を見ていきます。3つの月額プランがあるShopifyですが他のECプラットフォームと比べた場合、料金的にお得なのでしょうか。
今回は「BASE」「STORES」という2つのECプラットフォームの手数料と比較していきます。(2023年3月現在)
今回は「BASE」「STORES」という2つのECプラットフォームの手数料と比較していきます。(2023年3月現在)
Shopify(ペイメント) | BASE | STORES | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 29$・79$・299$ | 無料 | 無料・1,980円 |
取引手数料 | 無料 | 3% | 無料 |
決済手数料(1件) | 3.25~3.9% | 3.6%+40円 | 無料プラン:5% 有料プラン:3.6% |
入金手数料・事務手数料 | 無料 | 2万円以上:250円 2万円未満:750円 (内事務手数料500円) |
2万円以上:275円 2万円未満:550円 (内事務手数料275円) |
3社とも初期費用こそ無料ですが月額費用や手数料が大きく異なっています。月額額料金はBASEとSTORESが無料で利用できますが、その分手数料が割高になってしまう傾向があります。
ある程度の売上が見込める場合は、月額料金が掛かってしまいますが、手数料を抑えられるShopifyペイメントを利用するのがおすすめです。
まとめ
Shopifyでショップの運営を始める前に押さえておきたい手数料について解説してきました。
Shopifyには 3つの月額プランが用意されており、それぞれ手数料や利用できるサービスが異なります。どれが一番というわけではありませんので、ご自身が出展されるショップの売上や規模に合わせてプランを選択するのがポイントです。月ごとにプラン変更が可能ですので、最初は低額のプランから開始して売上増えてきたら、決済手数料率が低いプランにするなど柔軟なショップ運営を目指していきましょう。特徴を明確にしたうえで業者を選定し、効果を最大限発揮できるようにするのも重要です。
Shopifyには 3つの月額プランが用意されており、それぞれ手数料や利用できるサービスが異なります。どれが一番というわけではありませんので、ご自身が出展されるショップの売上や規模に合わせてプランを選択するのがポイントです。月ごとにプラン変更が可能ですので、最初は低額のプランから開始して売上増えてきたら、決済手数料率が低いプランにするなど柔軟なショップ運営を目指していきましょう。特徴を明確にしたうえで業者を選定し、効果を最大限発揮できるようにするのも重要です。