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送料徹底比較!配達料金と運送会社を選ぶ際のポイントとは?


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「どの運送会社に依頼しようかな」と迷われている方はいませんか。
運送会社を選ぶ大きなポイントは、配達料金です。配達料金が安いほど、コストを抑えられるためです。また、自社の取り扱っている商品のサイズ・重量、取引先が企業なのか個人なのかもポイントとなります。運送会社の配達サービスは、それぞれ強みが違っているためです。

そこで、運送会社を選ぶためにも、主な運送会社の特徴を紹介します。

ヤマト運輸の特徴

はじめに、「宅急便」で有名なヤマト運輸についてです。
国土交通省が2019年に実施した調査によると、ヤマト運輸の年間取扱個数は約18億個でした。この数は、国内シェアの42.0%で日本のトップを走っています。
ヤマト運輸がこれほど人気の秘密は、以下の特徴があげられます。

  • ・業界トップクラスの配達速度
  • ・割引などサービスが豊富
  • ・配達日の指定や、細かな配達時間の指定が可能
  • ・コンビニとの連携
  • ・LINE通知などの高い利便性

このように、様々なサービスによって、ヤマト運輸はユーザーのベネフィットを高めています。また、EC事業者の出荷作業をサポートするサービスにも力を入れています。受取側・発送側のどちらにとってもメリットが多いため、どの運送会社にするか迷っている方は、ヤマト運輸を第1候補にしましょう。
ヤマト運輸で配送できる商品サイズは、以下の通りです。

サイズ 縦・横・高さの3辺計 重量
60サイズ 60cm以内 2kg以内
80サイズ 80cm以内 5kg以内
100サイズ 100cm以内 10kg以内
120サイズ 120cm以内 15kg以内
140サイズ 140cm以内 20kg以内
160サイズ 160cm以内 25kg以内
180サイズ 180cm以内 30kg以内
200サイズ 200cm以内 30kg以内

佐川急便の特徴

次に、「飛脚宅配便」でおなじみの佐川急便の特徴についてです。
佐川急便の年間取扱個数は約12.5億個で全体の29.3%を占め、シェア2位の運送会社となります。佐川急便の営業所は429拠点と、ヤマト運輸の7,026拠点に比べると少ないことがデメリットです。どの運送会社にしようか迷っている方は、近くに佐川急便の営業所があるかどうかのチェックを必ずしましょう。
佐川急便の特徴は、以下の通りです。

  • ・260サイズという大きな商品が発送可能
  • ・配達日の指定や、細かな配達時間の指定が可能
  • ・専用アプリで配送状況の確認が可能
  • ・発送者側から商品の追跡が可能

佐川急便の特徴は、「飛脚ラージサイズ宅配便」により260サイズという大きな商品を発送できることです。この業界トップクラスの大きなサイズを取り扱えるのは、運送会社を選ぶ際の重要なポイントとなるでしょう。
佐川急便で取り扱い可能なサイズを表にまとめました。

サービス名 縦・横・高さの3辺計 重量
飛脚宅配便 160cm以内 30kg以内
飛脚ラージサイズ宅配便 160cm以上260cm以内 50kg以内

日本郵政の特徴

3つ目に紹介するのは、日本郵政の特徴についてです。
日本郵政の運送サービス「ゆうパック」は、年間取扱個数が約9.7億個で全体の22.7%を占め、シェアが3位です。日本郵政は、全国津々浦々にある24,000以上の郵便局が窓口として利用できます。そのため、どの地域であっても、近くの郵便局から利用できるメリットがあります。
日本郵政「ゆうパック」の特徴は、以下の通りです。

  • ・営業所の数が他社を圧倒
  • ・大手コンビニと提携
  • ・利用目的に応じたサービスが豊富

シェア1位のヤマト運輸の拠点数は7,026に対して、日本郵政の拠点数は24,000以上です。他を圧倒する拠点数が魅力で、日本全国津々浦々に商品を届けた場合に役立ちます。また、「ゴルフゆうパック」「スキーゆうパック」「チルドゆうパック」など、利用目的に応じてサービスを使い分けることもできます。
ゆうパックの取り扱い可能なサイズは以下の通りです。

サイズ 縦・横・高さの3辺計 重量
60サイズ 60cm以下 25kg以内
80サイズ 80cm以下 25kg以内
100サイズ 100cm以下 25kg以内
120サイズ 120cm以下 25kg以内
140サイズ 140cm以下 25kg以内
160サイズ 160cm以下 25kg以内
170サイズ 170cm以下 25kg以内

西濃運輸の特徴

4つ目に紹介するのは西濃運輸の特徴についてです。
西濃運輸は、カンガルーのマークでおなじみの運送会社となります。西濃運輸の年間取扱個数が1.1億個でシェアは5位です。西濃運輸は、BtoBと呼ばれる企業間ビジネスに注力しており、企業間における配送業務でトップシェアを誇っています。

西濃運輸はBtoCと呼ばれる個人向けのサービスとして「カンガルー便」があります。しかし、「取り扱えるサイズ」「指定できる配達希望時間」の種類が少ないなどのデメリットがあるため、ECサイト事業者においては不向きといえるでしょう。
西濃運輸の特徴は、以下の通りです。

  • ・企業間の配達業務に力を入れている
  • ・BtoBのサービスが充実している
  • ・BtoCのサービスは他社と比べ見劣りする

西濃運輸のカンガルー便で対応している郵便物のサイズは以下となります。

サイズ 縦・横・高さの3辺計 重量
P 60cm以内 2kg以内
S 70cm以内 5kg以内
M 100cm以内 10kg以内
L 100cm以内 20kg以内

福山通運の特徴

最後に、福山通運の特徴についてです。
福山通運は、「フクツー宅配便」でも知られている運送会社です。
福山通運の年間取扱個数は約1.4億個で、シェアが4位でした。3位の日本郵政と比較すると、取扱個数に6倍近くの開きがあります。この理由は、事業の主な対象がBtoBの配送業務としており、個人向けのサービスが他社と比べると見劣りするためでしょう。
福山通運の特徴は、以下となります。

  • ・法人対象サービス「パーセルワン」の送料が安い
  • ・BtoBのサービスが充実している
  • ・BtoCのサービスは他社と比べ見劣りする

法人間の運送サービス「パーセルワン」の送料は、安く設定されているため、BtoBの運送会社を探しているのであれば福山通運も検討しましょう。ECサイト事業所であれば利用するメリットは多くありません。
福山通運の取り扱い可能なサイズは以下となります。

サイズ 縦・横・高さの3辺計 重量
60サイズ 60cm以内 2kg以内
80サイズ 80cm以内 5kg以内
100サイズ 100cm以内 10kg以内
120サイズ 120cm以内 15kg以内
140サイズ 140cm以内 20kg以内
160サイズ 160cm以内 30kg以内

サイズごとの配達料金比較

サイズごとの配達料金比較

それでは、運送会社の選ぶ重要なポイントである配達料金を比較します。
先に紹介した5つの運送会社を利用した場合、「東京」~「大阪」間の配送料金は以下の通りです。

運送会社名 60サイズ 100サイズ 160サイズ
ヤマト運輸 730円 1,500円 2,180円
佐川急便 880円 1,496円 2,178円
日本郵政 970円 1,440円 2,160円
西濃運輸 1,287円 1,546円 4,686円
福山通運 1,100円 1,540円 2,430円

また、「東京」~「博多」間の配送料金は以下の通りです。

運送会社名 60サイズ 100サイズ 160サイズ
ヤマト運輸 900円 1,830円 2,510円
佐川急便 1,210円 1,826円 2,508円
日本郵政 1,300円 1,760円 2,490円
西濃運輸 1,513円 2,244円 7,717円
福山通運 1,430円 1,880円 2,750円

ECサイト事業者が運送会社を選ぶのであれば、「ヤマト運輸」「佐川急便」「日本郵政」がおすすめです。表のように商品サイズ・配達先によって料金に違いがありますので、配送先として多い地域や商品を基準に、どの運送会社を選ぶのかを決定しましょう。


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