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お部屋をおしゃれにするコーディネート術と飽きの来ない北欧テイストのお部屋づくりのポイント

「雑誌に紹介されるようなおしゃれなお部屋に住みたい」と思っている方はいませんか。雑誌などを見ていると簡単そうに見える模様替えも、実際にやってみると「しっくりこない」と感じることもあるでしょう。お部屋をおしゃれな雰囲気にするためには、コーディネート術がポイントです。そのポイントを押さえることで、どなたでも簡単におしゃれな空間を演出できます。

本記事では、おしゃれなお部屋にするためのコーディネート術について紹介します。

コンセプトやテイストを決める

コンセプトやテイストを決める

コーディネートで重要なことは、最初に部屋のコンセプトやテイストを決めることです。なぜなら、コンセプトが決まっていないと、小物や色使いなどが統一感のない部屋になりやすいからです。そのため、どのようなお部屋にしたいのか明確なコンセプトを決めるようにしましょう。

そして、そのコンセプトにマッチするテイストを選択することがおすすめです。インテリアコーディネートの主なテイストは以下のとおりです。

北欧スタイル

代表的なインテリアスタイルに北欧スタイルがあります。北欧スタイルは、フィンランドやスウェーデンなどの北欧のデザインが由来です。色合いは白やベージュを基調に、淡い色をアクセントカラーにすることで温かみのある雰囲気を演出できます。また、木目のある家具や小物が使われるのも特徴で、日本でもポピュラーなインテリアデザインといえるでしょう。

ナチュラルスタイル

ナチュラルスタイルは自然の素材や色合いをうまく活用したインテリアスタイルです。例えば、無垢材などの美しい木目を活用したデザインや、ナチュラル色を基調とした家具で統一することで、素朴な雰囲気を演出できます。

ラスティックスタイル

ラスティックとは「飾り気のない」という意味で、ラスティックスタイルはレンガや木の素朴な質感を楽しめるインテリアデザインです。直線的なデザインばかりではなく、素材のフォルムを生かしたデザインも取り入れることで温かみのある雰囲気に仕上がるでしょう。

おしゃれな空間をつくるために取り入れるカラーは3色がおすすめ

おしゃれな空間をつくるために取り入れるカラーは3色がおすすめ

コンセプト・インテリアスタイルを決めたら、次に考えることはインテリアのカラーです。おしゃれな空間をつくるためには、カラーは3色にするのがおすすめです。3色の役割は、「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」になります。
比率はベースカラーが70%、メインカラーが25%、アクセントカラーが5%程度を目安にしましょう。この比率を気にすることでバランスのとれた配色ができるはずです。

それぞれのカラーの役割について紹介します。

ベースカラー

ベースカラーはお部屋の全体の基調となる色です。具体的には、壁や天井、大き目の家具などに使われるカラーです。壁紙などの影響を受けるため、一般的にはホワイト・アイボリーなどがベースカラーに使われます。

メインカラー

ベースカラーの次に大きな割合を占めるのはメインカラーです。全体の25%程度を目安にしましょう。メインカラーはその名のとおり、お部屋のメインとなる家具・窓枠・カーペットなどに使われる色です。ベースカラーとのバランスを考えてメインカラーを決定しましょう。

アクセントカラー

アクセントカラーは、ところどころに目立つ強調色を配置することで、メインカラーを引き立てる役割を果たします。アクセントカラーは使いすぎるとごちゃごちゃとした印象になりますので、全体の5%を目安にすると良いです。
ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーのおすすめの組み合わせは以下になります。

  • ・ホワイト×ナチュラルベージュ×ブラウン
  • ・ホワイト×ブラウン×グリーン
  • ・アイボリー×グレー×ブルー
  • ・アイボリー×ベージュ×オレンジ

それぞれの組み合わせの使用方法などを紹介します。

ホワイト×ナチュラルベージュ×ブラウン

「ホワイト×ナチュラルベージュ×ブラウン」の組み合わせは、北欧スタイルと相性の良いカラーコーディネートです。ベースカラーがホワイト、メインカラーがナチュラルベージュ、アクセントカラーがブラウンとなります。

国内の物件では、一般的に壁紙がホワイト系です。そのため、賃貸物件であっても採用しやすいカラーコーディネートといえるでしょう。壁を利用することで、比較的簡単に約70%をホワイトにできるはずです。次にナチュラルベージュの家具やラグを配置します。ブラウンは、フローリングのカラーを利用したり、一部の家具をブラウンにしたりすることで暖かみのある北欧スタイルに仕上がります。

さらに、素材の自然の形状を生かした家具や、木目の家具を配置することでさらにおしゃれなお部屋になるでしょう。

ホワイト×ブラウン×グリーン

次に紹介するのは「ホワイト×ブラウン×グリーン」のカラーコーディネートです。
先ほどと同様にホワイトは、ベースカラーとして壁を利用します。そしてブラウンは、メインカラーとしてフローリングや家具を統一することでシックな雰囲気になります。グリーンはアクセントカラーとして、グリーンのラグや観葉植物を置くことで安らげる空間になるでしょう。

グリーンは自然や植物を連想させる色のため、リラックス効果があるといわれています。くつろげる空間にしたい場合や、自然を感じられる雰囲気に仕上げたい方におすすめのカラーコーディネートです。

また、グリーンにもライトグリーンやダークグリーンなど色調の異なるカラーがあります。ライトグリーンはさわやかな印象になりやすく、ダークグリーンは大人っぽい印象になりやすいため、部屋の雰囲気に合わせて選ぶのがポイントです。

アイボリー×グレー×ブルー

3つ目に紹介するカラーコーディネートは「アイボリー×グレー×ブルー」です。このカラーの組み合わせは、地中海スタイルによく使われています。海の美しさを取り入れたような、鮮やかなブルーを積極的に使うことが特徴です。

ベースカラーは、アイボリーやホワイト系にします。そしてメインカラーは、グレーを使うことで引き締まった印象になるでしょう。さらに、クッションや家具の一部に鮮やかなブルーを使うことで地中海スタイルが完成します。さらに涼しげな雰囲気を演出したい方は、メインカラーにブルー、アクセントカラーをグレーにすると良いです。

また、地中海スタイルに相性の良い小物は、青や緑のグラスや食器です。ところどころにある青や緑が、程よいアクセントとなり、ワンランク上のおしゃれなお部屋になります。

アイボリー×ベージュ×オレンジ

4つ目に紹介するカラーコーディネートは、「アイボリー×ベージュ×オレンジ」です。アイボリーとベージュは同系色で、フローリングや木の家具に合わせやすいのが特徴です。しかし、アイボリーとベージュだけの組み合わせでは、部屋がのっぺりとした印象となり、どこか締まりのない空間になってしまいます。

そこで、おすすめをしたいのは、オレンジの椅子や小物などをアクセントカラーとして取り入れることです。暖色系のオレンジを加えることで、お部屋を温かな雰囲気にできます。また、オレンジのパンチの効いたアクセントにより、立体間を感じられるお部屋に仕上がるでしょう。

さらに、ワンランク上のインテリアを目指すのであれば、オレンジを赤や紫、黄色などに変更するのも1つの方法です。他にはないインパクトのある部屋でおしゃれをアピールできます。

コーディネートは規則性のある家具や小物を取り入れる

コーディネートは規則性のある家具や小物を取り入れる

おしゃれなお部屋にするためには、小物や家具などに規則性を持たせることが大切です。以下の3つのポイントに注意しましょう。

家具の高さに規則性を持たせる

家具を配置する際に気を付けるべきポイントは、高さに規則性を持たせることです。例えば、高さがバラバラで統一感のない家具が並んでいると、せっかくカラーコーディネートに力を注いでも雰囲気を台無しにします。

そこで、同程度の高さの家具は同じ区画に配置することをおすすめします。また、家具を新たに購入する際には、高さにも気を配ることでバランスのとれた家具を購入できるでしょう。

家具の向きや配置をそろえる

家具の配置で大切なことは、家具の向きも重要なポイントです。家具の向きがバラバラの場合は、落ち着きのない部屋となります。そこで、まずはテーブルやソファーなどのインテリアの主役を決めましょう。その主役にした家具を中心として、家具の配置を考えることで統一感のある部屋になります。

コンセプトに合わない小物は置かない

小物をお部屋に飾る際の注意点は、コンセプトに合わない小物を置かないことです。例えば、モノトーン調のモダンスタイルの部屋を目指しているのに、キャラクター物のクッションを置くとどうでしょうか。キャラクターが悪目立ちしてしまい、せっかくのスタイリッシュなモダンスタイルの雰囲気を壊してしまいます。
小物を購入する際には、お部屋のコンセプトにあっているかを考えてから購入するのがコツです。

フォーカルポイントを作る

フォーカルポイントを作る

最後に紹介するお部屋をおしゃれにするコツは、フォーカルポイントを作ることです。フォーカルポイントとは、部屋に入った瞬間についつい見てしまう場所のことです。
和室に入室した際に、飾り棚や床の間をついつい見てしまった経験があることでしょう。このようなポイントは、部屋の印象に大きく影響する場所です。例えば、飾り棚に花が生けられていると、和テイストの雰囲気を感じられるはずです。

フォーカルポイントは以下の3つのコツを押さえることで、意図的に作りだせます。

場所について

部屋に入った瞬間に見てしまう場所がフォーカルポイントです。意図的に作る場合は、ドアの正面の壁やドアから見えるコーナーが候補となります。

色について

視線を集めるためには、フォーカルポイントに配置する小物や家具の色にも気を配る必要があります。例えば、アクセントカラーなどで注目を集めやすくするのも良い方法です。

小物について

フォーカルポイントに配置する小物は、コンセプトにマッチしながらも、注目されやすい小物・雑貨を選びましょう。例えば、壁であれば「フレームポスター」、コーナーであれば「観葉植物」などがおすすめです。

まとめ

お部屋をおしゃれにコーディネートするための4つのポイントは、以下のとおりです。

  • ・コンセプトとテイストを決定する
  • ・カラーは「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3色にする
  • ・コーディネートは規則性のある家具や小物にする
  • ・フォーカルポイントを作る

この中で初心者でも手軽にできる方法は、カラーを基本的な配合比率にすることです。カラーの配合比率は「ベースカラーが70%」「メインカラーが25%」「アクセントカラーが5%」となります。カラーを選ぶ際は、以下の4通りから選択すると失敗が少ないのでおすすめです。

  • ・ホワイト×ナチュラルベージュ×ブラウン
  • ・ホワイト×ブラウン×グリーン
  • ・アイボリー×グレー×ブルー
  • ・アイボリー×ベージュ×オレンジ

4つのポイントと4通りのカラーコーディネートを組み合わせることで、グッと魅力的なお部屋に仕上がるはずです。模様替えの際に、ぜひお試しください。

飽きの来ない北欧テイストのお部屋づくりのポイントをご紹介

数あるインテリアスタイルの中でも、人気が高く長年愛されている北欧テイストのインテリア。
北欧テイストを取り入れたお部屋は、白やベージュといったナチュラルカラーを基調とし、温かみのある木材をたっぷりと取り入れた、あたたかみが魅力のインテリアスタイルです。
しかし北欧風にお部屋を彩りたいと考えても「どんなものが北欧インテリアなのか」「どう作り上げればいいのか」など悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では北欧テイストの特徴を踏まえて、お部屋づくりのポイントをご紹介していきます。
飽きの来ない北欧テイストのお部屋づくりに是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

北欧テイストのリビングをつくるポイント

北欧テイストのリビングを作っていくには、どのようなポイントを押さえていけばいいのでしょうか。

北欧の冬は日照時間が短いため寒く暗いので有名です。そのような環境でも快適に過ごせるように北欧テイストのお家では明るさや温かみを大切にされています。
ホワイトやベージュをはじめとする明るいナチュラルカラー、そして温かみのある木材を使用したインテリアスタイルは、古くから木と住居の関係性が深い日本の家とも相性が抜群です。また飽きのこないデザイン性のインテリアや、長く使い続けられる実用性を備えているアイテムも多いという特徴があります。

そんな北欧テイスト溢れるリビングに仕上げていくためには以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ・シンプルな家具選び
  • ・自然もモチーフにしたアイテム選び
  • ・生活感の出るものは収納棚へ

それぞれ詳しくご紹介していきます。

シンプルな家具選び

ひとつ目のポイントとして押さえておきたいのが、シンプルな家具選びです。
飽きのこないシンプルなデザイン、尚且つ長く使い続けられるように機能性も兼ね備えている家具を選んでいくことが北欧テイストのお部屋に近づく第一歩。
無駄な装飾のないシンプルで機能的なデザインは、落ち着いた空間の中にもどこか上品な印象を与えてくれます。

そのため、たとえば大型のインテリアをテイストの異なるもの同士で組み合わせてしまうと北欧テイストから離れてしまうことも。シンプルだからこそ、周りの家具やインテリアとの調和がとりやすくコーディネートしやすいのが北欧テイストの特徴のひとつとなっています。

自然もモチーフにしたアイテム選び

北欧テイストのお部屋では、自然もモチーフにしたアイテム選びもポイントのひとつです。
木材や緑を感じられるインテリアや、自然素材のファブリック、動物モチーフにしたアイテムを取り入れることで優しさと温かさがお部屋にプラスされること間違いなしです。

たとえば自然や動物をモチーフとした北欧デザインのファブリックには、ポップでカラフルなデザインのアイテムが多く用意されています。カーテンやクッションカバーなどワンポイントとして組み合わせると、お部屋がパッと明るくなるでしょう。

そのほかほっこりかわいい北欧雑貨もおすすめです。シラカバを編んだバスケットや、可愛い刺繍が施されたハンドメイドの小物など、手仕事のぬくもりが感じられる北欧雑貨がひとつあるだけで豊かさが広がります。

生活感の出るものは収納棚へ

生活感の出るものは収納棚へ片づけるのも、北欧テイストのお部屋作りのポイントです。
北欧テイストのコーディネートでは、ずっとお部屋で過ごしたくなるようなシンプルで居心地のよい空間を作っていくことが重要になります。

生活感が出ているものがお部屋に溢れてしまうと、シンプルで居心地の良さがウリの北欧テイストらしさが失われてしまいます。そのため普段使わないような、生活感が出るアイテムはしっかり収納してシンプルな空間を保つことも大切です。

また収納家具にも北欧テイストを取り入れるのもよいかもしれません。
たとえば木のぬくもりを感じることができる木目調のデザインの収納家具なんかは、北欧テイストにピッタリです。扉付きの収納棚や、引き出しが付いている家具を設置して上手に収納していきましょう。

こだわりのある北欧リビングをつくるポイント

北欧テイストの基本を押さえたら、つぎに自分の好みに合うようにこだわっていきましょう。
ひと口に北欧テイストといっても、実は細かくテーマが分けられています。たとえば代表的なテーマとして挙げられるのが「北欧モダン」や「北欧ヴィンテージ」といったコーディネートスタイルです。

どちらのタイプも、ナチュラルカラーと木材を取り入れるといった基本的な部分は変わりませんが、北欧モダンは明るさを重視したシンプルで現代的なデザインが特徴です。一方、北欧ヴィンテージは木材を重視した古き良き時代を意識したテイストが特徴です。

このようにひと口に北米テイストといってもさまざまなタイプがあるため、自分なりのこだわりを持って楽しめるのも北欧テイストの面白い部分ではないでしょうか。合わせて、部屋の印象を左右するインテリアアイテムもこだわりポイントです。

ここからは、ひとつあるだけお北欧らしさを高めてくれるアイテムをご紹介していきます。

バイカラーを取り入れる

北欧インテリアの雰囲気を高めてくれるアイテムとしておすすめなのがバイカラーです。
バイカラーとは配色デザインを表す言葉で、「2色のもの」「2色を並べた配色のこと」 をいいます。インテリアでは、ひとつの家具に2色使われているデザインのアイテムのことです。

インテリアの中に視覚効果を生むバイカラーは、単色デザインよりインパクトがあり、見た目にもおしゃれに感じられます。またお部屋内で組み合わせられる色の選択肢が広がるのもポイントです。
バイカラーを取り入れて北米らしさをアップさせたいならば、木目調×ナチュラルカラーの組み合わせがおすすめ。単色だけではインテリアがつまらなく見えてしまいますが、木のぬくもりをプラスすることで、視覚的な動きや温かみが加わります。

北欧ポスターを取り入れる

壁のインテリアとして飾るだけで、かんたんに北米テイストをアップできる北欧ポスターもおすすめのアイテムのひとつです。
北欧の伝統的デザインと現代的デザインを組み合わせたポスターは1枚かざるだけでスタイリッシュな印象がアップし、心地よい家づくりのアクセントにもなります。

たとえば北米ポスターで有名なのが「PLAYTYPE(プレイタイプ)」。インスタグラムなどで話題を集めることも多いPLAYTYPEの北米ポスターは、海外のインテリアでもよく使われています。中でも“g”のマークが印象的な『gray』シリーズはPLAYTYPE中でも圧倒的な人気を誇っています。
モノトーンの濃淡が美しくキリッとかっこいいポスターは、お部屋の雰囲気を1枚でガラッと変えてくれるでしょう。

そのほかにも「DARLING CLEMENTINE(ダーリンクレメンタイン)」「エンツォ・マーリ」「SEVENTY TREE(セブンティツリー)」の北欧ポスターもおすすめです。

まとめ

まとめ

飽きの来ない北欧テイストのお部屋づくりのポイントについてご紹介してきました。
北欧テイストのお部屋はシンプルながら木のぬくもりを感じる空間に仕上がるため、優しく落ち着きのある空間になるのが特徴です。お部屋作りのポイントとしては、ナチュラルカラーを基調にして、シンプルなインテリアや自然をモチーフにしたアイテムでまとめていきましょう。
また細かいアイテムにこだわるのも北欧テイストの醍醐味。

自分なりのこだわりを見つけて素敵なお部屋作りをしてみてください。

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