そこでこの記事ではお部屋の余白を楽しめるようなコーディネートについてご紹介していきます。
この記事を参考にして、是非シンプルな暮らしをスタートしてみてください。
Contents
モノを置きすぎない
お部屋の中になにもない空間があると「ここに何か置けそうだな」や「あれを飾ったら華やかにみえるかな」など考えてしまうかもしれません。しかし、その空間になにも置かずあえて余白のままにしておくことで、スッキリと開放的な印象を与えることができます。
そうはいっても家に中にモノが多い場合や、ひとり暮らしのお部屋ではなかなかモノを減らすことは難しいですよね。断捨離をはじめモノを買うとき必要な分だけ購入することを心掛けたり、収納を見直し工夫をしたりすることで余白を確保していきましょう。
またお部屋の中に余白を作るかんたんな方法のひとつとして机や棚の上はスッキリさせておくのもポイントです。
机や棚の上はスッキリに
視界に入る場所が整理整頓されスッキリしていると開放的で広々とした印象が強くなります。
特に机や棚の上は生活の中でもよく使う場所なので、意識していないといつの間にかモノが増えてしまっていたなんてことも多いのではないでしょうか。机の上にリモコンやペットボトル、棚の中に本が乱雑に置かれたりしていると見た目にも悪く落ち着きません。「ゴミはすぐに捨てる」「リモコンは収納ボックスに入れる」など余白を作るためのルールを決めておきましょう。
机や棚を常にスッキリさせる意識を持っておくと、部屋が散らかりにくくなるメリットもあります。また棚の中はギッシリ詰めずに、ある程度の余白があるとシンプルで見た目にも美しくなりますよ。
清潔感のあるホワイトカラーを取り入れる
明るいホワイトカラーは、光を反射して空間全体が明るくするため空間を広く見せる効果があります。そのためベースカラーに取り入れてお部屋をコーディネートしていくと、明るく広々とした雰囲気を演出することが可能となるのです。
床や壁紙、家具などお部屋のインテリアの中心に白系を取り入れてコーディネートしていくと、清潔感をはじめ統一感のある空間に仕上がります。明るく広々とした雰囲気は余白がより際立つため、余白を意識するようなコーディネートでは是非取り入れたいカラーです。
また色味のない白はスッキリ軽い印象を与えるのも特徴があります。人の心理的に圧迫感を与えないため、全体的に軽い雰囲気のお部屋にしたい場合にピッタリです
余白のあるコーディネートをすることのメリット
メリットとしてまず挙げられるのが、シンプル空間作りができることです。たとえば作業をする机に色々なモノが散乱していたら、スムーズに作業が進まないというのはイメージできるのではないでしょうか。作業を心地よく進めるために理想的なのは、必要なモノだけ机上に置いてあり余計なものがないシンプルな状態です。同じようにお部屋も十分な余白を設けシンプルな状態にしておくことで、ストレスを感じにくい心地よい空間を演出することができます。
そのほかにも以下のようなメリットがあります。
- ・お気に入りの物が際立つようになる
- ・好みの空間が作りやすくなる
- ・モノの出し入れもしやすい
それぞれ解説していきます。
お気に入りの物が際立つようになる
余白には人間の視線を誘導する効果があります。色々な物が溢れている部屋では視線はバラバラになりやすいですが、あえて余白を取り入れることで情報の優先度が分かりやすくなりアピールしたいアイテムを強調できます。周囲に何もないため、中心にあるアイテムが目立ちやすくなるという仕組みです。そのため目立たせたい家具や、お気に入りのインテリアを余白の中に置くことでインパクトのある演出が可能となるのです。
また人の視線は一般的に、縦が強調されていると右上から左下へN字に、横が強調されていると左上から右下へZ字に動くと言われています。上下の間隔を広く左右の間隔を狭くするとZ字に目が動き、上下の間隔を狭く左右の間隔を広くするとN字に目が動きます。
このように余白の位置と広さを工夫すると、視線の動きを誘導することができるためディスプレイを作る際のポイントとして覚えておくとよいでしょう。
好みの空間が作りやすくなる
空間にある余白の多さや使い方によって見る人に与える印象を大きく左右することができます。たとえば余白を多く取り入れてホワイトカラーを基調にしたお部屋は、余裕がありスマートで清潔感のある印象になるでしょう。
そのほかにも余白の位置をシンメトリー(左右均等)に配置すれば洗練された正統派な雰囲気になりますし、片隅に寄せれば個性的でモダンな印象を作り出すことができます。
対して余白の数を少なくし色々なインテリアやアイテムを飾ると、賑やかで活発的なイメージに仕上げることが可能です。
注意点としては、余白があまりにも多すぎると寂しい印象に、またなにも考えずランダムに配置してしまうと安っぽいイメージ与えてしまう恐れがあることです。このように余白の使い方はお部屋のコーディネートの完成度にも影響します。
自分好みのイメージやコンセプトに合わせ、効果的に取り入れていきましょう。
モノの出し入れもしやすい
ゆったりと配置しスペースを広々と使っているコーディネートのお部屋は、空間にゆとりがあるため必要なモノをすぐ取り出すことができますし、片付けるときもかんたんです。
棚の上や棚の中に必要なモノをすべて置いてしまうとモノとモノの隙間がなく窮屈で、収納するときも隣のモノに当たらないように気を配らなくてはなりません。スペースが開いているのを勿体ないと思わずに、あえてひとつひとつ間隔をあけてゆったりとモノを配置させることで、ゆとりを演出できるだけでなく収納面での利便性が高まるのです。
まとめ
すっきりとシンプルなお部屋にしたい方は、余白を意識したコーディネートをしてみて下さい。
コーディネートのポイントとして、棚や机にモノを置き過ぎないことや、ホワイトカラーを効果的に取り入れることなどがありました。棚や机を単なる物を置くスペースとせず、アイテムを魅せるディスプレイのように配置すれば洗練された雰囲気に仕上げることもできそうですね。また収納面でもモノの出し入れもしやすいのも特徴でした。
メリットたくさんの余白を活かしたお部屋作り。是非試してみてはいかがでしょうか。
コメント