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ECサイトをデザインする時のポイント3つ
「見やすい」「買いやすい」「イメージに合う」
ECサイトのデザインを考える際に大切なポイントは下記の3つになります。
- 1. 情報が分かりやすく、まとまっている
- 2. 購入までの導線がわかりやすい
- 3. 商品のイメージにあったデザイン
どんなに綺麗なデザインでも、複雑すぎると何を売っているのか伝わりにくく、ECサイトからすぐに離脱されてしまいます。また、商品を購入しようと思っても手順がわかりづらいと、お客様は購入を諦めてしまうでしょう。ECサイトを制作する際には、上記の3つのポイントをバランスよく押さえることが大切です。
1. 見やすいECサイトのデザインとは?
見やすいECサイトのデザインをする際のコツは下記です。
- ・ 情報を整理してシンプルにまとめる
- ・ スマートフォンでの閲覧にも対応したレイアウトも用意する
- ・ 余白や行間を十分とる
- ・ 色や配色も見やすいものを選ぶ
2. 買いやすいECサイトのデザインとは?
商品が買いやすいECサイトのデザインをする際のコツは下記です。
- ・ 購入ボタンや、購入までの導線がわかりやすい
- ・ 検索窓など、商品が探しやすい工夫がされている
- ・ 購入を動機づけるような、商品に関する情報が十分掲載されている
- ・ ある商品情報を見終わった後に、他の商品へ誘導されるような工夫がある
上記以外にも、ホーム画面に「おすすめ商品」や「セール告知」を配置することで、お客様の回遊率を高めることができます。
3. 商品イメージに合うECサイトのデザインとは?
商品イメージに合ったECサイトのデザインをする際のコツは下記です。
- ・ ターゲットとなるお客様のイメージに合わせたデザインにする
- ・ 画像や文章のトーンを統一する
- ・ お客様がその商品を使っている時のイメージが伝わる商品画像を掲載する
- ・ ECサイト全体の世界観に一貫性を持たせ、イメージに合わない表現や画像は使わない
ひとつひとつの商品ページだけでなく、ネットショップ全体のイメージを統一させることが大切です。
デザインの参考になるECサイト 3選
1. ヤマモ味噌醤油醸造元
詳細:https://yamamo1867.com
2. AURORA COFFEE
詳細:https://www.auroracoffee.jp/shop/
3. マチグヮーストア
詳細:https://machigwastore.stores.jp
とはいえ洗練されたロゴを作ろうと思っても「デザインの知識がない」「フォトショップやイラストレーターを使えない」と、オリジナルロゴを作成するのは難しいと思われるでしょう。
しかし専門的な知識やソフトを使いこなす技術がなくても、ショップのロゴを作る方法があります。有料・無料どちらの方法も紹介するので、予算と相談の上でロゴ作成の参考にしてみてください。
ショップのロゴを誰でも作れる4つの方法
デザイナー・デザイン会社に依頼する
ショップのコンセプトや概要、あなたの想いなどを伝えることで、ロゴを作成してもらいます。デザイナーさんに直接依頼する方法もあれば、デザイン会社へ依頼する方法もあります。
費用は高くなりますが、クオリティの高いロゴが完成する方法です。ロゴ以外にもオリジナルグッズのデザインなどもまとめて依頼すれば、ショップ全体で一貫性あるデザインにできます。
好きなデザイナーさんがいる場合はSNSなどから依頼することも可能ですが、候補がいない場合は依頼する相手をコツコツ探す必要があります。
クラウドソーシングを利用する
ランサーズやクラウドワークス、ココナラなどのクラウドソーシングサイトでコンペを開催すれば、多数の候補の中から気に入ったデザインのロゴを選ぶことが可能です。
どのようなロゴにしたいかイメージを伝えられるように、ある程度ロゴのイメージを考えておくとスムーズに依頼できます。
またデザイナーさんに直接依頼するより、安価で依頼できるのも大きなメリットです。ただし費用はデザイナーさんとの直接交渉になるので、コストには差があります。
多くのデザイン案から選べるため、思いがけないアイデアを提案してもらえるかもしれません。
ロゴ販売サイトで気に入ったロゴを購入する
ショップの業種に関連するモチーフやイメージなどから検索し、表示される候補の中から気に入ったロゴを選ぶことが可能です。
例えばfreelogoservicesというサイトでは、事業の種類・入力したい文言・モチーフを入力すると複数のロゴデザイン候補が表示されます。気に入ったものがあれば、有料でダウンロードできます。
既成デザインを使うため細かく調整できませんが、複数の候補から選べ、納期が早いのがメリットです。
freelogoservices「freelogoservices」
https://www.freelogoservices.com/jp
(参照:2022-2-17)
無料でロゴを作成できるサイトを利用する
いずれも完全無料で使用でき、クレジット表示などもありません。
STORES.jp LOGO MAKER
多くのアイコンが用意されており、文字とアイコン、色を選ぶだけの直感的操作でロゴを作成可能。誰でも簡単に使えるようになっています。
またプレビュー画面はパソコン・スマートフォンでの表示だけではなく、名刺や値札タグ、紙袋などへロゴが印字された場合も用意されています。ショップロゴをグッズに使った場合の見栄えも、確認できるのがメリットです。
ロゴとテキストを組み合わせた、シンプルなロゴを作りたい場合におすすめです。
STORES.jp LOGO MAKER「STORES.jp LOGO MAKER」
https://logo-maker.stores.jp/
(参照:2022-2-17)
Canva
作りたい画像のサイズを選んで、テキストや用意された画像素材などを使ってロゴを作成できます。
画像・テキストを組み合わせたテンプレートが複数用意されているので、気に入ったものがあれば参考にしながら自分好みにアレンジ可能です。フォントも既にアレンジされたものの中から選べるので、簡単におしゃれなテキストに仕上げられます。
また写真や画像素材はアップロードできるので、お気に入りの写真や他のサイトからダウンロードした素材なども使用できます。
テンプレートや素材が充実しているので、デザインセンスに自信がなくても使いやすいサイトです。
canva「canva」
https://www.canva.com/
(参照:2022-2-17)
Hatchful
- ●ビジネス業界(ファッション、ヘルスケアなど)を選ぶ
- ●デザインのスタイルを選ぶ
- ●ロゴに表示したいテキストを入力する
- ●SNSや名刺などロゴの使用目的を選択する
複数の候補が提示されるので、その中から気に入ったロゴを選べます。表示されたロゴはフォントや配色、アイコン、レイアウトなどを自由に編集可能です。
ある程度自動で作成してくれるので、急いで作成したい場合や、テンプレートを基に編集したい場合などにおすすめです。
Hatchful「Hatchful」
https://hatchful.shopify.com/ja/#benefits
(参照:2022-2-17)
ショップのロゴは専門知識がなくても作成できる
プロのデザイナーさんに依頼したり、クラウドソーシングでデザインを募ったりする方法もありますが、無料で簡単に自作できるサービスもあります。
ショップ開設直後でコストをかけられない場合は、無料サービスで自作するのもありでしょう。
ショップのロゴは専門知識がなくても作成できるので、予算に応じた手段を選択してみてください。
サムネイルとは?
サムネイルの役割と重要性
サムネイルの作成ポイント
商品の主要な特徴を強調する
クリアで鮮明な画像を使用する
カラーパレットとブランドの統一
テキストやロゴの適切な配置
サムネイルの注意点!
Amazonのサムネイル規約
・背景は純粋な白画像(RGB値:255,255,255)にすること
・画像全体比率の85%を占める必要があること
・商品のみを映すこと
(他にも細かな規約あり)
これらが規約として定められています。これらの規約を破ると検索対象外となったり、出品停止措置が取られる可能性もあるので、Amazonで出品・サムネ作成を行う場合は十分な注意が必要でしょう。詳しくは、こちらの記事で解説していますので、ご参照ください。(→7月掲載記事)
楽天市場のサムネイル規約
・画像内テキスト要素占有率は20%以内とすること
・画像に枠線をつけないこと
・背景は白基調の写真背景または単色白背景とすること
・写真の合成は禁止であること
の以上4点です。こちらも違反すると違反点数が加算されペナルティが課されるため、十分な注意が必要です。詳しくは、こちらの記事で解説していますので、ご参照ください。(→
【楽天ショップ運営者必見!】サムネイルの作成方法とポイント解説
)
Yahoo!ショッピングのサムネイル規約
・サムネイルの背景は写真背景もしくは単色白背景(カラーコード:#FFFFFF)とすること
・画像に枠線をつけないこと
・商品画像は中央配置とすること
・左上にランキングラベルが表示されることがあるため、左上余白を30%設けることが好ましい
とされています。その他禁止表現も複数存在するので、確認してみてください。また、テキスト要素のルールとして、画像における占有率は20%以下とすること、またその他禁止事項として様々記載禁止テキストが規定されているので、こちらも確認してみてください。詳しくは、こちらの記事で解説していますので、ご参照ください。(→7月掲載記事)