同じ北欧デンマークの言葉である「Hygge(ヒュッゲ)」、スウェーデンの「Fika(フィーカ)」や「Lagom(ラーゴム)」といった言葉と同じように「居心地の良さ」や「楽しい空間」を大事にしようという意味を持っています。そんなコーシェリには、快適で豊かな暮らしをするためのヒントもたくさん。
そこでこの記事では忙しい現代人に取り入れたいコーシェリな暮らし方や空間作りについてご紹介していきます。
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コーシェリ(Koselig)とは
たとえば、家族や仲のいい人達との会話や、おいしいご飯を食べたとき、ひとりでゆっくりとリラックスする時間など、心の中がワクワクしたり安らいだりした、その瞬間に感じた気持ちがコーシェリという言葉で表されます。自分の感情を伝えるときはもちろん、人との会話や空間までどんな対象にも使えます。
普段の暮らしのちょっとしたひと時や、心温まる雰囲気で心が豊かになった瞬間を、コーシェリという言葉で大切にされているのです。
コーシェリな空間や暮らしをご紹介
今回はコーシェリの持つ「居心地の良さ」や「楽しい」、「くつろぎ」や「ゆったり」といったニュアンスに注目して以下の4つの具体例をご紹介していきます。
- ・暖かいお部屋でほっ一息できる空間
- ・お友達とティータイムを楽しむ暮らし
- ・暖炉やキャンドルの近くでリラックスできる空間
- ・天気の良い日にお散歩やピクニックできる時間
暖かいお部屋でほっ一息できる空間
お部屋に取り入れる場合は、木の温もりを感じさせる家具や、シンプルながらも飽きのこないインテリア、植物や動物など自然をモチーフにした可愛らしいファブリックを使って心地よい空間を作っていきましょう。ベースとなる色には白やベージュなどナチュラルで明るい色合いを使い、土や木など自然をイメージさせるアースカラーをアクセントとして使っていくのがおすすめです。
自宅にいながらあたたかみや落ち着きが感じられるような空間に仕上げていきましょう。
お友達とティータイムを楽しむ暮らし
またティータイムでリラックスするという習慣も広く浸透しており、休日や仕事の合間はもちろん夕食後や入浴後にも時間を取ってゆったりとした時間を楽しむのが一般的です。お友達と楽しくおしゃべりをして過ごすのもよし、静かな場所で緩やかな時間を共有するよし、プライスレスなひと時を大切にしてみるのもいいのではないでしょうか。
暖炉やキャンドルの近くでリラックスできる空間
幼いころから火に親しむ機会が多く、キャンドルも暮らしに欠かすことのできないアイテムのひとつです。電気を付けずに、ほのかに揺れるキャンドルの灯りを眺めることでゆったりとした時間を楽しむのもまさにコーシェリ。日本のお家に暖炉を設置するのはなかなか難しいですが、キャンドルはを手に入れやすいアイテムです。北欧スタイルのキャンドルを使って居心地のいい空間や雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。
天気の良い日にお散歩やピクニックできる時間
そのほかにも、家族や友人と一緒にちょっと大きめの公園や上りやすい山などでピクニックするのもおすすめです。アウトドアが好きな方はテントを貼ってBBQを楽しんだり、夜には焚き火を燃やしたりして満喫するのもよいのではないでしょうか。
コーシェリは家の中でも外でも暮らしの中に取り入れることができるのです。
まとめ
コーシェリの持つ「居心地の良さ」や「楽しさ」を大切にしたライフスタイルは、毎日忙しくしている現代の人が取り入れていくのにピッタリの様式ではないでしょうか。
心身ともに充実した暮らしを送るためにも、リラックスできる空間やゆったりと過ごす時間は欠かせません。家族や友達との繋がりを大切にしながら、日々の生活の中に少しでもゆとりをプラスできるよう、コーシェリな暮らしを取り入れてみてください。
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