この記事では、和室をおしゃれにするためのヒントや、和室の活用方法について紹介します。また和室の導入費用などについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
和室の利用例
- ・寝室として
- ・客間やゲストルームとして
- ・仕事や作業をする場所として
- ・趣味や休憩スペースとして
- ・子どもが遊ぶ部屋に
- ・家族がくつろげるリビングに
い草の香りや柔らかい雰囲気など、和室の特性を活かした部屋の使い方を考えてみることがおすすめです。
和室のメリット
- ・リラックス効果がある
- ・消臭/脱臭効果がある
- ・目的を選ばず使用できる
- ・横になっても痛くない
上記のメリットの中でも特に大きなものは、い草によるリラックス効果です。「和室で過ごしていると何だかリラックスできる」と感じる人は多いですが、その理由は畳の原材料であるい草にあります。
い草にはフィトンチッドと呼ばれる芳香成分が豊富に含まれており、この芳香成分は通称「森林の香り」とも言われており、森林浴のようなリラックス効果を得られます。またこのフィトンチッドには、消臭・脱臭効果なども期待できると言われています。
さらに和室はいつでも寝転ぶことができるため、その使い勝手のよさを気に入る人も多いです。フローリングはそのまま寝転ぶと痛みを感じてしまいますが、畳は適度な弾力があり、布団などを敷かずに寝転ぶこともできます。
さらに小さな子どもがハイハイをしたり、走り回ったりしても危険が少なく、もし転んでしまっても柔らかいため、ケガの心配も少なくて済みます。
和室は客間などの特別な部屋として使用するだけでなく、家事スペースや趣味の部屋・寝室・子どもの遊び場など、様々な目的に合わせて使用できます。マイホームに和室をつくった場合は、子どもが小さいときは遊び場として、子どもが大きくなった後は、家族のリラックスルームや趣味の部屋など、ライフスタイルに合わせて使い道を変えるとよいでしょう。
モダンな雰囲気の和室をつくるための4つのコツ
モダンな雰囲気の和室を作るためには、以下のようなポイントに気をつけて部屋づくりを行なってみてください。
- 1.落ち着いた色で統一する
- 2.高さの低い家具を選ぶ
- 3.ペンダントライトを選ぶ
- 4.和風の小物を置く
1.落ち着いた色で統一する
和室は基本的に淡い色が多いので、家具や小物などは落ち着いた色で統一するとよいでしょう。茶色やグレーなどの色や、日本の伝統色である紺色やえんじなどの落ち着いた色を選ぶと、部屋を引き締めることができます。
2.高さの低い家具を選ぶ
どの家具から選ぶか迷ったら、部屋の印象を左右する大きめの家具(テーブルなど)から選ぶことをおすすめします。大きな家具を置いた後に少し部屋が寂しく感じる場合は、差し色として明るい色の小物などを選ぶとよいでしょう。
3.ペンダントライトを選ぶ
その際丸みのあるデザインや、和紙を使用したものを選ぶと、より和の雰囲気を演出できます。またペンダントライトだけでなく、床に置くタイプのライトを合わせて使用することもおすすめです。床に置くタイプのライトは、丸や竹などの素材を使用したものを選ぶことがポイントです。
4.和風の小物を置く
和室の導入費
1.新築の場合
部屋の一部に畳を敷く程度の和室であればそれほど高いお金はかかりませんが、独立した和室を作る場合は、襖や障子・鴨居なども必要になるため、費用が高くなりがちです。和室を検討する場合は、予算と合せて理想の部屋について考えるとよいでしょう。
2.リフォーム
またリフォームは、現在の部屋をどこまで改装するかによっても値段が変わります。「フローリングは剥がさずに畳を敷き詰める」といった場合はそれほど高額になりませんが、小上がりを設置する・部屋をつなげるなどの場合は、50万円以上のお金がかかる傾向にあります。
3.置き畳
置き畳は値段も手頃で、安いものであれば1枚2,000円程度で購入できます。厚みや色など様々な種類のものがあるので、自宅に合うタイプのものを気軽に購入できます。
モダンな和室をつくるためには、ベースカラーや小物選びが重要
モダンな雰囲気の和室をつくるためには、ベースカラーに落ち着いた色を選び、ペンダントライトや小物など、和の雰囲気を感じるものを置くことがポイントです。ぜひおしゃれな和室で、落ち着いた時間を過ごしてみてください。
コメント