「副業してみたいけど自分にできるかが不安」
「色々な副業があるけど結局どれが稼げるの?」
「憧れるけれど自分に合った副業がわからない」
といった悩みや疑問からなかなか副業に踏み出せない人がいるのも事実。
そこでこの記事では副業の種類とタイプ、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。この記事を読めば、自分に合った副業を見つけられるかもしれませんよ。最後まで読んで是非参考にしてみてください。
Contents
自分に合った副業とは?
ひと口に副業といってもその種類はかなり幅広いです。そのため「どれが効率よく稼げるのか?」「この副業、自分は続けていけるのか?」といったことを考えてしまうのも仕方ありません。実はこの記事を書いている筆者も副業でWebライターをはじめる前はあれこれ悩んだものです。
人それぞれ持っているスキルや、今までの経験も違うため自分にどれが向いているのかはやってみないと判断できないことも。しかし本業の仕事とは違い「向いてない」と思ったらすぐに辞められるのも副業のメリットです。まずは自分が興味を持ったものにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
副業の種類とタイプ
副業は大きく以下の3つのタイプがあります。
- ・ネット系の副業
- ・投資系の副業
- ・労働系の副業
それぞれのどのような内容の副業があるのか、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。
ネット系の副業
ネット系の副業には以下のようなものがあります。
- ・Webライター
- ・プログラマー
- ・インターネットアンケート
- ・データ入力
- ・アフェリエイトブログ
- ・動画投稿
- ・ライブチャット
近年ではインスタグラムやTikTokなどのSNSを使い、趣味の延長線上で副業をはじめる方も増えています。
ネット系副業のメリット・デメリット
【メリット】
ネット系副業のメリットは、時間や場所に縛られずに働けることです。インターネット環境とスマホ・パソコンさえあれば、家でも外出先のカフェでもすぐに作業に取り掛かれます。ちょっとした空き時間や、電車での移動時間も有効活用できるので効率的に稼ぐことが可能です。そのほか少ないコストではじめられることや、自分のスキルを高めながら働けるのもネット系の副業のメリットです。
【デメリット】
デメリットは成果が出るまでに時間が掛かることです。ネット系の副業はアンケート回答などすぐに成果がでるものもありますが本気で稼ごうと思ったら、顧客を探し仕事を受注したり、ファンを集めて集客したりする必要があります。また継続的な収入を目指すためには自分のスキルを日々高めていくのも重要です。
ネット系の副業が向いているタイプ
また今はスキルに自信はないけど、向上心を持って取り組める方も向いています。ネット系の副業は「スキルがある程度ないと稼ぐのが難しい」というデメリットがありますが、逆を言えばスキルを身に付けると比較的稼ぎやすいです。そのため向上心を持って地道にスキルアップを目指したい方には特におすすめの副業です。
投資系の副業
投資系の副業には以下のようなものがあります。
- ・株式
- ・仮想通貨
- ・不動産
- ・FX(外国為替)
- ・投資信託
投資系の副業では、はじめる前にいくらか元手を作っておくことも重要です。
投資系副業のメリット・デメリット
投資系副業の最大のメリットは、不労所得を得られる可能性があることです。ネット系や労働系の副業では「成果物を作成して納品」「一日働いて日当を受け取る」といった成果や結果に対して報酬が支払われるのが一般的ですが、投資系の副業の場合は異なります。たとえば株式ならば毎年配当金が、不動投資としてマンションを運営した場合は定期的に家賃収入を得ることが可能です。働かずして安定した収入が得られるのは大きな魅力といえるでしょう。そのほかハイリターンが狙えるのも投資系の副業のメリットです。
【デメリット】
デメリットはやはりリスクが高いことです。特にハイリターンができるものほどリスクも大きくなります。専門的な知識をつけるほどリスクを回避しやすくなりますが、それでも世の中の情勢などに変化するため、リスクを0にするのは難しいでしょう。
投資系の副業が向いているタイプ
世の中にはさまざまな投資話があふれています。見るからに怪しいものから、なんだか上手くいきそうなものまでありますが、実際その時点ではどれが正しいとは言い切れません。たとえば株式などは一夜にして価値がガクンと落ちることも珍しくないでしょう。もちろん運で左右されることも多いですがしっかりとした知識と冷静な判断力は欠かせません。
投資の専門的な知識をつけたうえで情報を整理し、さまざまな投資先を検討できる方。失敗が起きても熱くならず常に冷静でいられる方に向いているでしょう。
労働系の副業
- ・アルバイト、パート
- ・デリバリーサービス
- ・治験
アルバイトは数多くの種類の中から自分の好きなものを選ぶことができます。コンビニや飲食店をはじめ、引っ越し業者やフロアスタッフ、コールセンターなど幅広い職種から自分に合うものを選んで働けます。時給や日給が決まっているので自分で管理しやすいのも特徴です。最近ではUber Eats(ウーバーイーツ)などデリバリーサービスの副業も人気があります。
労働系副業のメリット・デメリット
労働系副業のメリットは誰でもかんたんに始められ、安定した収入が得られることです。自分が興味を持った職種や、条件の合う店に面接に行き、採用されれば働いた分の収入を安定して得ることができます。過去にアルバイトをしたことがある方なら流れも把握できているため、始めるまでの敷居も低いでしょう。また時給や日給が決まっていることがほとんどなので、収入の管理もしやすいです。
【デメリット】
デメリットは働いた分の時間給しか稼げないことです。時給・日給管理されていることがほとんどのアルバイトでは、働いた分以上の報酬をもらうことができません。たとえばネット系副業であれば自身のスキルアップや工夫次第で時間当たりの単価を増やすことが可能ですが、アルバイトでは時間内にいくら生産性を高めても決まった金額しかもらえません。また、本業の空いた時間にするので、ケガや体調管理にも気を付ける必要があります。
労働系の副業が向いているタイプ
また月の目標金額が決まっており、毎月安定して収入を得たいといった方にも労働系の副業がおすすめです。
副業を行う場合の注意点
・年間20万円以上収入があった場合は確定申告が必要
・本業の会社で副業が可能か確認
「主婦でも在宅しながらできる副業を詳しく知りたい」
専業主婦だけど出来ることなら働きたいと思っている主婦の方も多いはず。実際、2021年にESSE編集部がおこなったアンケート調査によると、専業主婦の8割以上が「働きたい」と考えているようです。
(参考:専業主婦の8割以上が「働きたい」。アンケートでわかった経済的な切実感 | ESSEonline(エッセ オンライン) (esse-online.jp))
しかしながら、アルバイトやパートはまとまった時間が必要になるので難しいですよね。そこでこの記事では、在宅しながらできる主婦に人気の副業について解説していきます。最後まで読んで是非参考にしてみてください。
忙しい主婦の方でも在宅しながら始められる副業
- ・ハンドメイド販売
- ・アンケートモニター
- ・Webライター
- ・データ入力
それぞれ解説していきます。
ハンドメイド販売
作ったハンドメイド作品は、メルカリやヤフオクのようなフリマアプリで出品・販売できます。より本格的に販売しようとする場合にはSTORES(ストアーズ)やBASE(ベイス)といったECサイトを利用していきましょう。安定した収入を目指すためにはインスタグラムなどのSNSに作品を掲載して、ファンを増やしていのも重要です。
アンケートモニター
アンケートはマクロミルやリサーチパネルといったアンケートモニター専門のサイトのほか、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトからも回答できます。1件あたり1〜1000円程度ですが、実際にどこかに足を運んで回答する必要があるアンケートは1件あたり数千円になるものも珍しくありません。本格的に稼ぐというよりかは、スキマ時間を活用してお小遣い稼ぎの感覚で取り組むとよいでしょう。
Webライター
Webライターの仕事は自ら仕事を受注しなければならないため、実績が付くまでは稼ぎにくい副業です。しかしながら、実績を重ね多くのクライアントに認められれば、継続的に仕事が回って来るようになるため安定した収入を得ることができます。
仕事を受注するには、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングから案件に応募する方法や、TwitterなどSNSのライター募集から受注する方法があります。報酬の文字単価は1~2円の案件が一般的ですが、専門的な分野の記事ともなると文字単価10円以上の案件も珍しくありません。専門性の高い知識をお持ちの方は思った以上に稼げる可能性がある副業です。
データ入力
ひと口にデータ入力といっても単純な転記作業から、セミナーや取材の音声データを文字に書き起こすもの、インターネットで検索して必要な情報を収集し入力する作業など案件によって内容はさまざまです。またデータ入力の仕事は、間違いがあるとクライアントに損害を与える可能性があるため、慎重な作業が必要です。
ミスなく素早く入力するスキルが求められるので、パソコン操作が得意な方や丁寧な作業ができる方が向いている副業です。
在宅でできる副業を探すときのポイント
まずは自分が持っているスキルを活かせないかを考えてみましょう。在宅での副業は時間が限られている場合がほとんどです。元々持っているスキルを活かせるのならば効率的に作業できるため、より多くの収入が期待できます。また仕事を始めるまでの敷居も低いためチャレンジしやすいのも大きなメリットです。
そのほか趣味を活かすことができないか考えてみるのもいいかもしれません。たとえば小物作りが好きな方であれば、幼稚園や保育園のお子さんを持つ親をターゲットに通園かばんを販売することができます。趣味を活かした副業は苦がなく長く続けやすいのも特徴です。
個人事業主とは
似たような言葉としてフリーランスという言葉がありますが、この言葉は「働き方のこと」そのものを指していますので厳密には似ているようで違うものです。
税務署に開業届を提出して申請されれば、個人事業主として開業したことになります。個人事業主になるメリットとしては、使った経費を費用として計上できることが挙げられます。例えばネットショップ開業のために購入したパソコン代、商品の在庫を自宅で管理する場合には按分(事業に使用した割合分)した家賃代などを経費に計上することが可能です。
また青色申告承認申請書を提出することで、最大65万円の青色申告特別控除を受けられることも大きなメリットといえるでしょう。
個人事業主としてネットショップを開業する方法
一定の事業所得があれば会社員の方や、主婦などで扶養に入っている方でも個人事業主になることは可能です。しかしその場合、会社員の方は会社を辞めた時に失業している状態ではないと見なされてしまい失業保険を受給できなくなること、扶養内の方は扶養から外れてしまう可能性があることは覚えておきましょう。
またフリマアプリなどで数回売却したなどは事業所得として認められない可能性が高いです。
開業届のフォーマットは国税庁のサイトからダウンロードすることが出来ます。必要事項を記入して、直接税務署に持参または郵送することも可能となっています。
開業届は事業を開始して1ヶ月以内に税務署へ提出するようにとなっていますが、実際のところ一ヶ月を過ぎても問題はありません。ただ提出をしないと、確定申告の際に青色申告書での申告などメリットを得ることが出来ないので、なるべく早く提出するのがよいでしょう。
個人でネットショップ開業する際の注意点
現在ネット上の取引は、国税庁の電子商取引監視チームが常時監視しています。ネット上でビジネスを行った場合、取引記録はオンライン上にすべて残り、税務調査の際には1円単位の売り上げ記録まで把握することが可能だといわれています。少しでも不審な点がある場合は徹底的に調査が入るので注意が必要です。
また節税することは個人でネットショップを運営する中で重要となってきます。極力節税するためにも経費に関しての理解は深めておきましょう。
ネットショップ運営のために購入したパソコンなどの機材はもちろん、家賃や通信費は仕事で使われた分を経費として計上することが可能です。その他にもネットショップ開業のために読んだ書籍や受講したセミナーなども経費として扱われます。領収書に何に使用したかを記載しておけば、仮に税務調査があった場合に証拠として提示することもできます。