Contents
秋の残暑を涼しく感じるインテリアの色使い
色の心理効果
残暑におすすめの色合い
素材と選び方で涼しい空間作り
涼感を感じる素材の特徴
楽天市場での素材選びのポイント
秋の気分を楽しむためには、季節に合わせた模様替えがおすすめです。本記事では、秋の模様替えで役立つコーディネートやアイテム、注意事項などを紹介します。
9月後半にもなると夏の暑さも緩んできて、「そろそろ、秋っぽいお部屋にしたいな」と模様替えを考えている方もいるでしょう。「秋の気分をより盛り上げられる」「秋のイメージにぴったりのお部屋にする」のためには、色使いやインテリアの使い方が重要になります。
そこで、本記事では、秋の模様替えに役立つコーディネート・インテリア・注意点を紹介します。
秋に向けて模様替え
秋の模様替えの前は、夏の「海」「川」などをイメージしやすい、涼しげなブルーなどの寒色系を多用していませんか。寒色系はその名のとおり寒さを感じる色のことで、次第に冬に向かって気温が下がっていく秋に使用すると、寒々としたお部屋になってしまいます。また、「食欲の秋」と例えられる秋ですが、ブルーは食欲を減退させる色としてもしられています。そのため、秋のイメージとマッチしているとはいえません。
秋の模様替えでは、夏のイメージを取り除くことが重要なポイントになります。秋は「読書の秋」「食欲の秋」「スポーツの秋」「ハロウィン」「紅葉」を連想させる季節です。これらの秋のイメージと相性の良いのは、「暖色系」「森」「草木」になります。秋のイメージをコンセプトに取り入れることで、より一層、季節感の漂うお部屋に仕上がるでしょう。
秋を感じるコーディネート
●メインカラーをブラウンにする
秋は紅葉で森が色づく季節のため、森をイメージできるブラウンと相性が良いです。そのため、メインカラーをブラウンにすることで、紅葉・森っぽさを演出できます。ブラウンの良い点は、家具・クッション・ラグなど大きなインテリアにも採用されているため、選択肢が多いことです。
●アクセントカラーを秋色カラーにする
秋を連想しやすい秋色カラーは、もみじの「赤」「オレンジ」や、いちょうの「イエロー」です。そのため、インテリア雑貨やポスターフレームに秋色カラーを取り入れることで、全体のコーディネートを統一しやすくなります。
●間接照明をうまく活用する
秋は「読書の秋」といわれるように夜長が特徴です。その夜長の季節を楽しむためには、明るすぎる照明は向いていません。間接照明で適度にオレンジ色の明かりを取り入れることで、秋の雰囲気を盛り上げてくれます。キャンドルなどを利用するのもおしゃれな方法の1つです。
以下より、具体的なコーディネート方法について紹介します。
温かみのあるインテリアを取り入れる
そこで、おすすめをしたいのは手頃な値段で雰囲気を変えられる、以下の3つのインテリアです。
- ●ラグ・カーペット
- ●クッション
- ●小物・植物
それでは、これら3つのインテリアの選び方を紹介します。
ラグ・カーペット
秋の雰囲気に合うラグ・カーペットを選ぶポイントは、「カラー」「素材」の2点です。
●カラー
お部屋に占める割合の大きいラグ・カーペットは、ベースカラー・メインカラーのどちらかを選ぶと良いでしょう。秋におすすめなのは、ブラウンや暖色系カラーです。
●素材
素材もお部屋の雰囲気に大きな影響を与えます。秋であれば温かみのある素材が合っているため、モコモコとした起毛素材や毛足の長いラグが良いです。
クッション
秋のクッションにおすすめのカラーは、イエローやオレンジなどのアクセントカラーです。例えば、ブラウン系のソファにイエロー系のクッションを置くだけで、秋らしい空間に仕上がります。また、秋らしいデザインとして「フェザー柄」「キリム柄」「チェック柄」がおすすめです。独特の存在感のあるインテリアとして、お部屋のワンポイントになるでしょう。
小物・植物
●アートフレーム
ポスターや写真、ファブリックパネルを飾れるアートフレームは、お部屋を自分好みの雰囲気に仕上げる際に重宝するアイテムです。アートフレームは壁面に飾られることが多いため、フォーカルポイントとして活用することもできます。秋らしいアートを飾るなど、自分らしさの追求や工夫を楽しめるのも魅力です。
●収納かご
秋といえば、「実りの秋」です。そこで、収納かごに果物や旬な食材を盛り付けるだけでも、立派なインテリアになります。また、食材は本物にこだわる必要はありません。フェイクフードを盛り付けておくことで、手間をかけずにワンシーズン使えるオブジェとなります。
●ドライフラワー
ドライフラワーはオレンジやブラウン系のため、秋と相性の良いインテリアです。リースにして壁面に飾るだけでも秋らしい雰囲気を演出してくれます。
メインカラーを変えてみる
同様に秋を感じるコーディネートにするためには、このような清涼感のあるメインカラーを温かみのあるカラーに変更する必要があります。例えば、先に紹介したようにメインカラーをブラウンに変えるといった具合です。また、ブラウンは、秋色カラーであるレッド・オレンジ・イエローなどの暖色系と相性が良いのもおすすめのポイントです。
その他に、アースカラーや落ち着いた感じのダークトーンなども秋に似合うメインカラーといえるでしょう。
小さなくつろげる空間を取り入れる
小さなくつろげる空間は、ヌックとも呼ばれ窓際や階段下、デッドスペースなどを活用した「温かみのある心地の良いスペース」のことです。ダイニングやリビングなどは広々としているため、おしゃれに仕上げてもくつろげない方は、ぜひヌックを取り入れてみましょう。
ヌックはデッドスペースになりがちな場所を活用するため、大掛かりなインテリアを必要とせず、くつろげる空間を楽しみながら仕上げられることが魅力です。例えば、窓際にコンパクトなソファやクッションを置くだけでも良いでしょう。窓際であれば自然の景色がインテリア替わりになるため、四季を通して季節を楽しめます。
このようにヌックは、温かみのある心地の良い空間を作りやすいため、リビングなどの広いスペースを模様替えするのが億劫な方にもおすすめです。
照明の色を変えてみる
昼光色:明るく青みがかった白い光
昼白色:日中の自然な光を再現した光
電球色:オレンジがかった温かみのある光
このなかで、秋らしい雰囲気を演出できるのは「電球色」です。温かみのある光・柔らかな光の照明にすることで、秋のコーディネートをより一層引き立ててくれるでしょう。また、シチュエーションに合わせて「集中したいときは昼白色の蛍光灯」「くつろぐ際は間接照明の電球色」といったように照明器具を使い分ける方法もあります。
夏の締めくくりも忘れずに
また、夏から秋にかけては、衣類・シーツ類・ラグ類などインテリアに限らず、暑さ対策から寒さ対策のアイテムに変わる時期です。交換の際に保管方法や掃除に不備があると、来年使おうとしても使えないことにもなりかねません。そのようなことがないように、夏の締めくくりはしっかりとすることが大切です。
とくに以下の2点については、夏から秋の模様替えの際にすると良いです。
- ・ラグは湿気を放出されてから収納する
- ・床やフローリングのお手入れもする
ラグは湿気を放出されてから収納する
秋といえどもまだまだ気温の高い日もあるでしょう。そのような場合に、収納の仕方が不十分だと「カビの発生」や「ダニの繁殖」につながることもあります。とくに、ラグ・カーペットは湿気に弱いインテリアですので、必ず湿気を放出させてから収納してください。
ラグ・カーペットのお手入れ・収納方法は以下の手順になります。
- ・裏干しして湿気を放出させる
- ・掃除機などで裏表のホコリやゴミを排除する
- ・表面を内側にしてクルクル丸めて収納する
床やフローリングのお手入れもする
さらに、模様替えは床のワックスがけをする良い機会です。フローリングを傷や汚れから守ってくれるワックスがけを定期的にすることで、より長くきれいな状態を保てるでしょう。ワックスがけをする際は、以下の注意点に気をつけてください。
- ・晴れた日に実施する
- ・ワックスをかける前はゴミやホコリを取り除く
- ・ワックスをかけた後はしっかりと乾かす
まとめ
- ・温かみのあるインテリアを取り入れる
- ・メインカラーを変えてみる
- ・小さなくつろげる空間を取り入れる
- ・照明の色を変えてみる
また、リビングなど模様替えをためらっている方は、小さなくつろげる空間であるヌックから模様替えを始めるのもおすすめです。季節感をうまく生活に取り入れて「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」を楽しみましょう。
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