そうはいっても、ひとり暮らしのお部屋だとスペースが限られていることも多く、リラックスできる空間作りのためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要となります。
そこでこの記事では、ワンルームなどスペースが限られたお部屋でもリラックスできるような空間作りのポイントについてご紹介していきます。
Contents
一人暮らしのお部屋にもリラックス空間が必要
たとえば仕事や学校を終えクタクタで帰ってきた後、家の中でリラックスできないと疲れは溜まってしまうばかり。
しかしながら、読書やゲームなど自分の趣味を楽しんだり、アロマオイルで癒されたりと自分がリラックスできると、気分もリフレッシュして次の日を迎えることができます。
そんなリラックスできる空間作りのために以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 1.ワークスペースとパーソナルスペースを仕切る
- 2.照明を落ち着いた色味に変える
- 3.不要なものは置かずにシンプルにする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ポイント➀ワークスペースとパーソナルスペースを仕切る
限られたスペースのお部屋では作業をするワークスペースと、生活をするパーソナルスペースが一緒になりがちです。同じスペースで両方おこなってしまうと、普段くつろぐ場所なので作業の進捗が捗らなかったり、本当はゆっくりしたいのに仕事のことが気になったりと、オンオフの切り替えも難しくなってしまいます。
そんなときに役立つのが、部屋の中での仕切りです。
たとえば収納ケースを仕切り代わりに配置してみたり、ベッドのサイドボードで簡易的な壁を作ってみたりと、今あるインテリアを活用していく方法があります。そのほか、ネットや布などの素材を用いたアイテムを使ってゆるく仕切る方法もおすすめです。
ネットや布は圧迫感が少ないため、狭いスペースで仕切りとして使うには適しています。
ポイント➁照明を落ち着いた色味に変える
照明の色味は、オレンジがかった暖色系の電球色から、さわやかな青みを帯びた寒色系の昼光色まで大きく4つの種類に分類されます。色味の違いは色温度の単位である「ケルビン(K)」という数値で表され、この数値が高いほど青みが強い光となり、逆に低いほどオレンジっぽい光となるのです。
また、照明の色味は場所やシーンによって向き不向きがあります。
たとえばケルビンの数値の高い青白い光は明るく活動的な空間に向いているため勉強部屋や、調理をおこなうキッチンに取り入れるのが理想的です。一方、ケルビンの数値が低いオレンジがかった光は落ち着いた空間と相性が良くリビングや寝室など、くつろいでリラックスするための部屋に適しています。
そのためリラックスするための空間作りのためには、色味が落ち着いたオレンジがかった照明を使うのがポイントです。備え付けの照明でなかなか変えるのが難しいという場合は、間接照明などを設置するとかんたんに取り入れることができます。
ポイント③不要なものは置かずにシンプルにする
ごく当たり前の話ですが、不要なものがたくさん置いてあったり、ごちゃごちゃとしていたりするお部屋ではなかなかリラックスできませんよね。
ゆっくりとくつろぐためには、キレイで片付いているに越したことはありません。そのためお部屋に不要なものは置かず、シンプルな空間を作るような心掛けが重要です。
モノが増えがちなひとり暮らしのお部屋ですが、「普段使わないものは収納する」「必要ないものは購入しない」「定期的に断捨離する」などルールや基準を作ってシンプルな空間を保つようにしておきましょう。
また置きっぱなしになりがちなリモコン類はケースにまとめる、電化製品の配線を見えないようにするなどのひと工夫も、見た目が良くなり落ち着く空間作りにつながります。
まとめ
コンパクトでスペースが限られているひとり暮らしでも、日々のリフレッシュのためにくつろげる空間は必ず確保しておきましょう。
そのためには仕切りをしてスペースを区切ったり、照明を落ち着いた色味に変えたりという方法が効果的です。また不要なものを置かず清潔でシンプルに保つのもリラックスするためには重要です。
リラックスできる空間を作り、素敵なひとり暮らしを手に入れましょう。
実はちょっとした工夫次第で、シンプルながらおしゃれな暮らしは実現できるのです。
そこでこの記事では、ひとり暮らしの大人女子が実践しているシンプルな暮らし方を5つのポイントから紹介していきます。この記事を読んで、暮らしを豊かにするヒントを見つけてみて下さい。
モノは収納してまずは整理整頓
そんな中でも、扉付きの収納家具や、重ねて使える収納ケースなどを活用してモノを収納すればお部屋を広々と見せることができます。たとえば、中が見えないタイプの収納家具をテレビ台替わりに利用すれば、モノが増えがちなテレビ回りもスッキリと仕上げることができます。合わせてクローゼットや棚の中に重ねて使える収納ケースを活用すると、少ないスペースでたくさんのモノをしまっておくことができるのでおすすめです。そのほかベッドの下なども収納スペースとして利用できるかもしれませんね。
またひとり暮らしでネックとなるのが、キッチンの収納です。
特に料理をよくする人は収納スペースの狭さに頭を悩ませているのではないでしょうか。そんな場合はお部屋側にキッチン用品の収納を作るのもひとつの手です。お皿や箸、あまり使うことがない調理器具などはキッチンとは別で収納してみるのも考えてみましょう。
ホワイトカラーで統一感と清潔感を
床や天井、壁や家具などコーディネートの中心にホワイトカラーを取り入れてお部屋作りをすると、清潔感と統一感のある空間に仕上げることができます。合わせて白はスッキリと軽い印象を与えるという特徴もあるので、お部屋全体に柔らかさもプラスされます。圧迫感を与えないため、全体的に軽い雰囲気のお部屋にしたい場合にピッタリではないでしょうか。
注意点としてホワイトカラーを基調としたコーディネートでは、色味が少ないことで単調な印象になりがちです。それを避けるためには、インテリアアイテムを使ってアクセントやメリハリを付けていきましょう。たとえば、観葉植物をワンポイントに加えると白の中に鮮やかな緑が映え、爽やかさがグッとアップします。
そのほかにも薄い灰色のアイテムもホワイトカラーとは相性が良いです。ラグやカーテンなどに薄い灰色を加えてあげると、ベースカラーを邪魔することなく奥行きやメリハリを感じさせる仕上がりになります。
くつろげる空間もしっかり確保
シンプルで整理整頓されているお部屋はとても素敵ですが、それだけでは物足りないですよね。自分が家の中でリラックスするためにも、あなただけの「くつろぎの空間」をしっかり作っていきましょう。
ひとことに「くつろぎの空間」といっても趣味や好きなモノによって、さまざまなパターンが考えられます。たとえば、読書が好きな人ならばチェアやソファにこだわって落ち着いて本を読めるスペースを確保するのがいいかもしれません。
そのほかにも、ガーデニングが趣味ならばベランダにちょっとした植物コーナーを、カフェが好きな方はお部屋の一角にちょっとしたカフェスペースを設けるのもアリですよね。
シンプルなお部屋を作るにはモノを少なくしていくのが鉄則ですが、そればかり考えてお部屋作りをしていくと疲れてしまいます。自分がリラックスするために必要なモノは残し、くつろぎの空間を確保したうえでコーディネートしていってください。
自然光と植物を取り入れて明るい雰囲気に
しかしそうはいっても、ひとり暮らしのお部屋では窓を自由に移動することができません。そのため自然光をお部屋に取り入れたくても中々難しいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そんなとき予算をあまりかけずに自然光を取り入れるには、鏡の反射を利用する方法があります。リサイクルショップなどで買ってきた鏡を、窓のそばに置き光を反射させれば窓から離れた場所にも光を入れることも可能です。そのほか光が入りやすいように、窓もキレイに保っておきましょう。
また室内に自然を感じさせる植物を取り入れると、明るさだけでなく爽やかさもプラスしてくれるためワンランク上の空間が演出できます。観葉植物はお部屋に置くだけでインテリアといて活躍してくれるのはもちろん、空気清浄効果や加湿効果を持っているのが特徴です。それ以外にも植物はリラックス効果や殺菌効果、消臭効果にも期待ができます。
間接照明でコンパクトに雰囲気チェンジ
間接照明は人や床を直接照らさず、壁や天井、インテリアを照らし反射させた光を照明として使うため部屋全体を優しく包み込むような雰囲気を作ることができます。お部屋の模様替えやインテリアの移動が必要なく、照明のスイッチひとつでかんたんに雰囲気を変化させることができるので、どんなお部屋にも取り入れやすいのではないでしょうか。
その種類によってさまざまな雰囲気を作り出せるのも間接照明ならではで、たとえば光を天井に当て反射させるコーブタイプの照明は天井を高く感じさせる効果があり、落ち着きのある空間を演出できます。
対して壁を照らすタイプのコーニス照明は、部屋に奥行きを生み広々とした印象を感じさせます。また電球の種類やライトの色調よっても使い分けができるのも間接照明の大きなポイントです。
さまざまなタイプの中から、自分好みの間接照明を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
間取りやスペースが限られるお部屋でも、レイアウトや収納のテクニック、ちょっとしたアイデアを加えてあげることでシンプルながらもおしゃれな暮らしを実現できます。そのためには、整理整頓をしっかりして清潔感を意識したお部屋作りがポイントでした。そのほかにも、くつろげる空間の確保や自然光の活用、間接照明で雰囲気を変化させるなどのアイデアもおすすめです。
今回ご紹介したポイントを参考に、快適なひとり暮らしに挑戦してみてはいかがでしょうか。
そこでこの記事では、ひとり暮らしの狭いお部屋でも広く見えるポイントやおすすめインテリアについて解説していきます。
白を基調とした統一感のあるリビングにする
白やパステルカラーのような明るい色は膨張色と言われており、空間を広く見せる効果があります。そのため白をベースカラーに使ってお部屋を整えると、明るく広々とした雰囲気を持たせることができます。また白は清潔ですっきりといった印象も与えることが可能です。無彩色である白は人の心理的に圧迫感を与えないため、ベースカラーにすると全体的に軽いイメージに仕上がります。
そのほかひとり暮らしの狭いリビングを広々と見せるポイントとして、抜け感がある家具を置くことが挙げられます。白色の収納家具はすっきりして見えること、また膨張色が空間を広げて見せてくれる効果があるため抜け感が満載です。本や小物を飾れるディスプレイ収納ラックや、吹き抜けが印象的なアイアンラックなどの白いインテリアアイテムを活用してコーディネートしていきましょう。
ガラス素材のインテリアを取り入れる
そんなガラスを使ったアイテムをお部屋に取り入れると、お部屋の中で光の当たる空間を増やすことになり、明るくすっきりとした雰囲気に仕上げることができます。またお部屋の中で光が当たる部分が多くあると空間が広がったように感じるため、狭く感じるリビングを広く見せるのにも効果的です。
狭いリビングを広々と見せるポイントは抜け感があることでしたが、透明素材のインテリアは床面や奥行きが透けて見えるため「視線の抜け」をかんたんに作ることができます。たとえばリビングの真ん中にガラスのテーブルをひとつ置くだけで抜け感たっぷり。更に外からの光も中の光も活用できてすっきり見せることができるでしょう。
そのほかにも、ガラスラックやガラス製のチェストを取り入れるのもおすすめです。収納もガラス素材だと圧迫感を感じさせず、すっきりとした印象になります。
棚や壁は埋め尽くさず余白を作る
家具やインテリアをバラバラと配置するのではなく、片側に寄せて配置したり、余白を作るためにコーナーにまとめたりと空間を作ることを意識してレイアウトを工夫してみましょう。また棚やラック、テレビまわりもバランスよく余白を取ることを意識してみてください。
棚やラックなどの収納スペースに隙間なくきっちりモノが入っているのは、収納の面では理想的かもしれませんがお部屋に圧迫感が強い印象を与えてしまいます。見せる収納をポイントに詰め込みすぎず、適度に余白をとることが広々とみせるコツです。視線が抜けるようなものを配置すると、圧迫感がなくすっきりと見えるため、棚やラックには後ろの壁まで見える背板がないタイプを選ぶと、より開放感が生まれます。
高さの低い家具でまとめる
自分の目線よりも高い家具に囲まれていると視線を遮られてしまい圧迫感を感じることが多くなります。そのためなるべく低めの家具を選ぶようにすると抜け感のあるお部屋に仕上げることができます。
高さの目安としては、椅子に座った生活スタイルあれば90cm程度、床に座った生活が中心ならば高さ50cm程度までに抑えておくと圧迫感が抑えられるのでおすすめです。とはいっても、収納スペース確保のために背の高い家具を設置しなければならないこともあるでしょう。そんなときは、収納家具の色を壁と合わせてなじむようにしてスッキリ見せたり、敢えてスリムなデザインのものを選んでメリハリを強調してみたりするとおしゃれな空間が演出できます。
また家具の配置もちょっとしたポイントです。部屋の手前に背丈の高い家具、部屋の奥に行くにつれて背の低い家具を配置すると遠近法の効果で立体感や奥行き感が生まれ、部屋が広く見えるようになります。
まとめ
広々と見せるポイントは「抜け感」でした。白を基調としたコーディネートや、ガラス素材のインテリアを取り入れると抜け感が作りやすくなります。そのほかにも、余白を作ったり、背丈の低い家具でまとめたりする方法も有効です。
抜け感を意識して広々とした空間をコーディネートしてみてください。
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