「ユーザーが特に盛り上がる時期に施策を打ちたいけどいつか分からない」
上記のようなことを考えているストアオーナーさんも多いのではないでしょうか?
1年に数回開催される「超PayPay祭」はYahoo!ショッピングを利用するユーザーも増えるため、ストアにとっても集客のチャンスです。そうはいっても数あるストアの中から自分のストアを選んでもらえるか不安ですよね。
そこでこの記事では超PayPay祭の期間中、成功につなげる集客対策のポイントについて解説していきます。注文が1番多い時間帯についても合わせてご紹介していきますので、最後まで読んで是非参考にしてみてください。
Contents
超PayPay祭で注文が1番多いのはいつ?
すべてのユーザーに当てはまるわけではありませんが、過去の傾向から以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。
- ・注文の波は開始直後の深夜0時~1時
- ・超PayPay祭の狙い日は毎週日曜日
- ・商品を探すのは月曜日~土曜日
それぞれ解説していきます。
注文の波は開始直後の深夜0時~1時
このような傾向が見られる理由として、ユーザーはお買い得日になった瞬間に注文を開始することが考えられます。開始直後に参加し、お得なアイテムを確実に手に入れたいと考えるユーザーが多くいると判断できるのではないでしょうか。そのためストア側は前日までの集客対策が重要になります。当日になって広告やクーポンを発行しても遅く、購買意欲の高いユーザーの獲得は難しいといえます。
超PayPay祭の狙い日は毎週日曜日
また前述した通り、ユーザー参加率の高い日は開始直後の深夜0時~1時に注文が殺到します。販売機会を逃さないためにもクーポンを配布する場合には土曜日までに忘れずに発行しておきましょう。
商品を探すのは月曜日~土曜日
また平日購入したユーザーは日曜日にお得にお買い物ができるキャンペーンやクーポンもあるため、自ストアで活用できそうな施策は積極的に活用していくのがおすすめです。
超PayPay祭でできる集客対策
前述しましたが、超PayPay祭中はたくさんのユーザーがYahoo!ショッピングを利用します。すでにYahoo! JAPAN IDをもっている既存の顧客の利用はもちろん、テレビCMを見た新規ユーザーの参入にも期待ができます。たくさんのユーザーが参加する中、やはり重要となるのが集客対策です。
ユーザーを自ストアへ誘導し、売上アップを目指すためには以下の集客対策がポイントとなります。
- ・売上目標に向けた広告を露出する
- ・入札方法を掛け合わせる
- ・週末は高めの月次予算に設定する
ひとつずつ確認していきましょう。
売上目標に向けた広告を露出する
たとえば500万円以上売上を確保したいと考えている場合の広告予算が10万円以下では思ったような効果が得られないでしょう。また逆に広告予算が多すぎると、売り上げ目標に達成してもコストが掛かりすぎてマイナスになってしまいます。
そのためまずは売上目標を決め、目標達成に必要な訪問者数や注文数を逆算していくのがおすすめです。その後、先の数字と広告に掲載に掛かる料率や料金を掛け合わし、必要な広告予算を導いていきましょう。
広告予算の計算には自ストアの平均単価や購買率、訪問者数などが確認できるストアクリエイターProの利用が便利です。
入札方法を掛け合わせる
Yahoo!ショッピング出品者向けのクリック課金型の広告であるアイテムマッチでは、全商品に一律で広告費を入札する「全品指定価格入札」と、特定の商品を個別に指定して広告費を入札する「個別入札」の2タイプの入札方法があります。
たとえば「全品指定価格入札」で全商品にまとめて入札すると、広告がYahoo!ショッピング内の様々な場所に幅広く掲載されるのでストア全体の集客力の底上げになります。一方、ストア内の売れ筋商品やイチオシ商品を「個別入札」で入札価格を全品指定価格入札より高めに設定をすれば、専用枠の上位表示が狙えるため集中的な流入が期待できるのです。2つの入札方法を掛け合わせることで、より効果的な集客対策になるといえるでしょう。
週末は高めの月次予算に設定する
週末の集客数を平均的に増やすには、Yahoo!ショッピング出品者向けのクリック課金型の広告であるアイテムマッチの月次予算と日次予算の調整がポイントとなります。アイテムマッチには均等配信というシステムがあり、設定した予算をもとに1カ月または1日を通して均等に広告が表示されます。予算の上限を上げるほど広告配信の量、商品の掲載が増えるためより高い効果が期待できるでしょう。
これと併せて、ユーザーの購買意欲が高まる週末は「日次予算」を上げて1日の広告量を集中的に増やしていくのがポイントです。月次予算と日次予算の調整を上手に利用して、週末の集客力を高めてみてください。
まとめ
多くのユーザーがYahoo!ショッピングに訪れるこのチャンスを逃さず、万全の対策でストアの売上アップを目指していってください。
そこでこの記事では超PayPay祭の期間中の売上アップに直結するクーポン発行のポイントについて解説していきます。最後まで読んで是非参考にしてみてください。
超PayPay祭とは
超PayPay祭の期間中は、Yahoo!ショッピング内でのキャンペーンも行っており、ユーザーが条件を満たすことで買い物でのポイント還元率が大幅にアップします。そのほか商品の割引セールや、Yahoo!ショッピング初回利用者向けにお得なクーポンが配布されたりします。普段よりお得に買い物したいユーザーが増えるため、ストア側は売上アップのチャンスだといえるでしょう。
超PayPay祭でのクーポン発行のポイント
2021年にバリューコマースがおこなった調査によると、Yahoo!ショッピング内にてクーポンが付いている商品と付いていない商品では購買率に約2.4%の差がみられると発表されました。それ以外にもクーポンは「商品のクリック率があがる」「新規顧客やリピーターが増える」「客単価が上がる」といった効果も期待できます。
利用ユーザーが増える時期に、クーポンを発行することで様々な効果が期待できるため、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
クーポンの対象商品
全商品にクーポン対象とするのがおすすめと書きましたが、すべてのクーポンの割引率や割引額を一律にする必要はありません。たとえば自ストアでのイチオシの商品やリピート率が高い商品に、よりお得なクーポンを発行することで購入してくれる確率が上がり、次回以降のリピート訪問や購入に期待ができます。
超PayPay祭中はどのストアも集客対策を強化しています。自ストアにせっかく訪問してくれたユーザーに商品を買ってもらえるよう、クーポンはストア内の全商品を対象にしておきましょう。
クーポンのお値引き内容
- ・商品購入で〇〇円OFF、〇〇%引き
- ・送料・梱包料無料
- ・〇〇円以上・〇点以上のお買い上げで利用可能
- ・ご新規限定
- ・既存顧客限定
- ・メルマガ限定
- ・期間限定
たとえば一般的に多い「商品購入で2,000円OFF」や「お会計時に10%割引」といったクーポンは直接的な値引きでお得感を演出し、送料無料クーポンはユーザーの送料に対する意識が高い場合に有効です。そのほかご新規限定やメルマガ限定のクーポンは、受け取ったユーザーに特別感を与え「使わないと損するかもしれない」といった意識を持たせる可能性があります。
自ストアで得たい効果や、ターゲットとなるユーザーに適したクーポンを設定し発行を行ってみてください。また超PayPay祭中は、いつもより値引額や値引率が高いクーポン発行すると、他のストアと差を付けられるかもしれません。
クーポンの発行期間
平日はユーザーが少ないですが、その分ライバルも少ないため、平日にあるキャンペーンと組み合わせることでユーザーの集客に期待できます。たとえば倍!倍!ストアは、Yahoo!ショッピング内で毎日開催されているキャンペーンのひとつです。ユーザーが対象のストアでお買い物すると+5%または+10%PayPayポイントが還元される仕組みです。
そのほか超PayPay祭中の平日はポイント還元率の高い日に向けてユーザーが商品探しをしている可能性が高いです。商品探しのタイミングで利用できるクーポンがなければ、購入対象から外されてしまうかもしれません。
集客の機会を逃さないためにも毎日クーポンが対象となるように発行しましょう。
一括定期キャンペーンの活用
超PayPay祭で集客がうまくいっても、その後なにもしなければユーザーが自ストアにて定期的に買い物をしてくれるのは難しいでしょう。しかしながらストア運営の業務は商品の販売はもちろん、在庫補充や商品の発送業務、ユーザーからのお問い合わせの対応、商品ページやストアの情報更新など幅広くあります。そのため定期的な販促まで手が回らないといったストアも多いのではないでしょうか。
そんなとき便利なのが一括定期キャンペーンの活用です。一括定期キャンペーンを使うと、日曜日や5の付く日など、ユーザーの購買意欲が高まる時期に自動的にクーポンを発行できます。設定できるキャンペーンは、成果の高い順に並んでいるので、手間なく効率よくクーポンを発行できるのもポイントです。一括定期キャンペーンはSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)から設定できます。
まとめ
1年に数回おこなわれる超PayPay祭の時期はユーザーの数も多く、購買意欲も非常に高まるキャンペーンです。この期間中は、ストア側も売上をアップできるチャンスですので、クーポンを発行して集客力を高めましょう。
クーポンの内容や対象商品、発行期間などにも普段とは違う特別感を演出し、メリハリを付けた運用で売上アップを目指してみてください。
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