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小さく始めるネットショップの開業方法。はじめになるべき3つの項目


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ネットショップを開業する際、小さく始めるメリットとは?

ネットショップを開業する際、小さく始めるメリットとは?

ネットショップを小さく開業することのメリットは、費用や労力の投資を小さく抑えられることです。
ネットショップを開業するには、当然ながら、まず商品が必要ですが、いきなり大きな規模で始めるとそれなりの仕入れ費用がかかります。また、仕入れた商品を保管する際の倉庫費用、発送管理するための人件費、システム料なども大きくなります。ネットショップでは、商品が売れるまで収益が生まれません。実際にどれだけ売れるかわからない商品の在庫を多く持ち過ぎてしまうことは、開業したばかりのショップにとって大きなリスクとなります。小さく開業することで、投資費用や労力を抑えるだけでなく、運営リスクを最小化することにもつながります。

ネットショップを開業する際、小さく始めるデメリットとは?

ネットショップを開業する際、小さく始めるデメリットとは?

どんな規模のネットショップを開業するとしても、どうしても必要な費用や労力があります。ネットショップのデザイン・構築や、写真撮影、プラットフォームのシステム料や梱包資材の準備など……
小さく開業したネットショップは、失敗した時のリスクは小さいのですが、売るべき商品が少ないため、どうしても大きな収益をあげるチャンスも少なくなってしまいます。ピンポイントで仕入れた商品が売れなかった場合、投資した費用や労力を回収できるチャンスも少ないことがデメリットといえるでしょう。

ただし、どんな商売にも投資リスクはつきものです。ですので、大きく開業した時よりに比べ、小さく開業した方が失敗した際のリスクが少ないとも言えるでしょう。

何が違う?実店舗とネットショップそれぞれのアプローチ方法

ネットショップを開業する際、実店舗との違いをしっかりと理解しておくことは大切です。
ネットショップも実店舗も、どちらも「お客様に商品を販売する」という点では同じなのですが、お客様へのアプローチの仕方が大きく異なります。顔の見えないお客様に向けて商品を販売するネットショップですが、実店舗と違い、地理的に遠く離れた所にいるお客様にも訴求することができます。ここではその他、ネットショップと実店舗の違いについて解説していきます。

業務時間の違い

実店舗では、お客様はショップの営業時間内にしか買い物ができません。営業日や営業時間は、ショップが独自に決めたものだけでなく、出店しているショッピングモールが定めている場合もあるでしょう。
対して、ネットショップでは、お客様は自分の都合の良い時に24時間365日いつでも注文することができます。発送や確認業務など人手が必要なものは、ショップが決めた営業時間内に行いますが、自動返信メールなどを利用して、時間外業務を一部自動化できることも特徴です。

商品の受け取り方法も違う

お客様が購入した商品をその場で受け取れる実店舗に対して、ネットショップでは商品をお客様が希望する住所に送ります。商品の受け取りまでにどうしても日数を要するので、発送スピードや商品到着までのお客様とのコミュニケーションによって、ネットショップの信頼度が変わることにも注意が必要です。

ネットショップでは手に取れない。商品の販売方法

実店舗では、店頭に商品を置くだけですぐに販売が始められますが、ネットショップでは、商品ページを作成しなければ商品の販売ができません。
実店舗と違い、お客様が実際に商品を手に取ることのできないネットショップでは、ショップ側が商品に関する情報を発信していく必要があるのです。商品画像だけでなく、魅力的な説明文、購入方法の説明なども必要です。

入店を待つ vs 発信する。まったくアプローチの違う集客方法

実店舗では、お客様が偶然近くを通りがかって入店することがありますが、無数のライバルがオンライン上に存在するネットショップでは違ったアプローチが必要です。
Web広告だけでなく、検索順位をあげるSEO対策、SNSやブログと連携した情報発信など、自分のショップを知ってもらう集客努力が欠かせません。

ネットショップ開業に向けて準備すること

ネットショップ開業に向けて準備すること

ネットショップを開業するには、実店舗の開業とは異なる準備が必要です。出店場所、商品紹介の方法、24時間365日いつでも入る可能性のある注文に備えたり、遠方のお客様への対応など……
ここではネットショップ開業に必要なことをポイント解説していきます。

まずは出店場所を決める

ショップの出店場所は、開店後の販促や運営方針を決める上でとても大切です。実店舗では、独立した路面店と、複数のショップが集まるショッピングモールなどへの出店に分かれますが、ネットショップも同様です。

ショッピングモール

ネットショップにおけるショッピングモールとは、楽天市場、 Amazonマーケットプレイス、Yahoo!!ショッピングなどです。複数のショップが1つのプラットフォームに集まっていることが特徴です。
モール上の制約があったり、利用料はそれなりにかかるのですが、まだ知名度のないショップでも多くのお客様の目に留まるチャンスがあります。

自社サイト

自社サイトでの出店は、実店舗における路面店のような位置付けです。ショップのデザインや販売方法などの自由度が高い分、集客もすべて自社で行わなくてはならないため、軌道に乗るまで少し大変かもしれません。なお、自社サイトはショッピングモールほど利用料はかからないので、集客がしっかりできるショップでは収益率は高くなります。

売上を左右する!商品ページの作成

直接商品を見られないお客様に代わって、ネットショップでは商品ページの作成が欠かせません。商品ページの内容が売れ行きを左右しますので、非常に大切な作業です。商品の特徴や魅力が伝わるような、複数の商品画像や説明文を用意しましょう。

ネットショップ独自の業務も。日常業務の担当者を事前に決める

ネットショップ運営に必要な日常業務は、実店舗とは異なるものも多いので、事前に担当者を決めておくと良いでしょう。商品撮影、商品ページの作成だけでなく、梱包・発送から問い合わせメールへの対応などがあります。

実店舗との並行運営がおすすめ。できる範囲からのネットショップ開業

実店舗との並行運営がおすすめ。できる範囲からのネットショップ開業

実店舗経営をしながら、できる範囲でネットショップをスタートさせることもおすすめです。理由は、「リスクの最小化」と「相乗効果」です。ネットショップの開業には、商品の仕入れからスタッフの確保までさまざまな費用が必要となりますが、実店舗と並行しながらの運営であれば、支出のリスクを最低限に抑えられます。

また、時間外対応や遠方からのお買い物など、実店舗だけではカバーできないお客様のニーズも、ネットショップがあれば解決できます。ネットショップと実店舗どちらも利用するお客様もいることから、相乗効果も狙えることがメリットです。
ネットショップの売上が安定してきたら、ネットショップ専任のチームを作っても良いでしょう。

はじめにやるべきこと!コンセプト・ターゲットを決める

お店を開くためにまずやることは、コンセプトを決めてターゲットを明確にすることが必要となってきます。
例えばあなたがお買い物をする場合、売っているものも普通で、なんの特徴もないお店にはわざわざ足を運ぼうとは思わないはずです。色んなお店を比較して魅力的な店から購入したいというのは誰もが思うこと。数あるお店の中から自分のお店を選んでもらうには、他にはない特徴を打ち出していくことが大事になっていきます。

その特徴を打ち出すために必要となってくるのがお店の「コンセプト」。
コンセプトとは分かりやすくいうと「お店全体として統一した考え」または、「お客さんに届けたいテーマ・持ってもらいたいイメージ」ともいえるでしょう。
コンセプトを決めることでターゲットがより明確になり、ターゲットに刺さる商品やサービスを考案・販売できるようになります。結果としてお店の成功にも大きく影響を与えることに繋がっていきます。
では、コンセプトやターゲットは一体どのように決めればいいのでしょうか?

コンセプト

お店の成功にも大きく関わってくるコンセプトの決め方ですが、いくつかのポイントがあります。大きなポイントとしては、

  • ・ どのようなお客様にどんな商品やサービスを届けたいのか
  • ・ お客様にどんな価値を提供したいのか
  • ・ 雰囲気やイメージの方向性

これらを具体的にしていくことが挙げられます。
そのお店全体の方向性を定めることで、お店の魅力がお客様に伝わりやすくなり、それが決め手となって来店や購入に繋がるようになるのです。また、はっきりとしたコンセプトを確立すれば迷いのない店舗運営が可能になるため、大きな失敗をする確率もグッと低くなることでしょう。

ターゲット

次にターゲットですが、人気の店舗では商品やサービスを届けるor届けたいターゲットが明確に設定されています。ターゲットを明確に設定することで、商品ラインナップの軸が決まることや、ターゲットを狙った商品やサービスの考案・販売が可能となります。また他の店舗にはない価値を提供することが出来れば、顧客ロイヤリティの高まりと共に強力な差別化が可能です。

ターゲットの設定はなるべく具体的にイメージするのが重要です。年齢や性別、地域、職業など設定項目は多岐に渡ります。例えば「30代の女性で既婚、共働きの子育て世代」とターゲットを具体的にイメージすることが出来れば、「栄養はあるが仕事から帰っても簡単に作れる料理キット」などターゲットに刺さりそうな商品を、より明確にすることが可能となるでしょう。

理想の店舗に近いお店を探す

コンセプトを決めてターゲットを明確にしたら、今度は自分の理想に近いお店を探してみましょう。「このお店にはこんな素敵なサービスがある」「このお店のあんな雰囲気好き」「このお店を通してこんな価値を受け取った」など自分がお客さんの目線に立ち理想のお店のイメージを固めます。そうすることで、開店するにあたって注意すべきことがわかり、開店した後のミスマッチが少なくなります。
また、他の店舗とは違う工夫点や、取り入れたいアイデアなど細かい部分も見えてくることでしょう。

出店場所を決める

コンセプトと販売する商品やサービスが決まると、いよいよどこにお店を出店するかになってきます。ひとえに出店といっても現代の社会では実際の土地に店舗を構える以外にも、ネットショップも選択肢として思い浮かぶことと思います。販売したい商品や、業態・業種によってどんな出店方法が向いているかはさまざまです。どんな出店方法を選ぶかによって、準備するものや調べるべき情報、プロモーションの方法も変わってきます。

実店舗を構えるスタイルならば、コンセプトによって立地や内外装が変わりますし、その地域の補助金なども調べる必要があるでしょう。ネットショップでの開業を目指すならば、ショッピングモールに出店する「ショッピングモール型」、自社サイトで販売する「ASP型独自ネットショップ」どちらを選択するかが重要になってきます。

いずれにせよ開業したい店舗の性格に合った方法やエリアに出店できるかどうかが、経営がうまくいくかどうかを大きく左右するので慎重な判断が必要となります。

まとめ

まとめ

しっかりと準備をすれば自分の理想のお店を持つことは難しくありません。そのためにはコンセプトやターゲットを明確にした上で、理想のお店のイメージを固めましょう。出店場所を決める際にはコンセプトや販売方法によって、選択肢がさまざまなので情報を集めて店舗の性格に合った出店方法を選択することが重要となります。


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