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成功を左右する!ネットショップのブランド名やコンセプトを決める方法

ネットショップの開業を目指している方へ、コンセプトはすでに決まっていますか。
ブレない運営をするためにも、重要なポイントです。まだ決まっていない方や決め方がわからない方のために、ネットショップの成功に導けるようなコンセプト決めの方法を紹介します。

コンセプトは、ネットショップの成功を大きく左右します。もし、コンセプトを決めずに開業しようとされているなら要注意です。なぜなら、コンセプトが不明確なサイトは、他サイトとの差別化が難しくなるからです。そのため、お客様は価格で比較するようになり、価格競争に巻き込まれやすくなります。
そのような事態は避けたいでしょう。

そこで、ネットショップを成功に導くためのコンセプトの必要性や決め方について紹介します。

ネットショップを成功に導くためのコンセプトとは?

ネットショップを成功に導くためのコンセプトとは?

まずはコンセプトについて、理解を深めましょう。
コンセプトとは、「概念」「発想」「構想」「理念」「方針」などといった意味合いで、「終始一貫した考え方や構想、基本理念」となります。
つまりは、コンセプトはネットショップ全体の枠組みや骨組みと考えてください。

例えばインド風居酒屋を開くとして、コンセプトに「日本にいながら本場のスパイシーな味とエスニックな雰囲気が楽しめ、まるでインドに行った気分が味わえるインド風居酒屋」と設定したとしましょう。

するとどうでしょうか。店の内装や店員の服装、店内の小物に至るまで、頭の中で想像できるはずです。
まさか、このコンセプトを聞いて、和テイストの店舗を思い浮かべる方はいないでしょう。

このようにコンセプトは、細部に至るまで終始一貫した考え方で事業を統一することに役立ちます。
コンセプトはあくまで枠組みや骨組みなので、「こうしたい」「こうなりたい」などの目的ではありません。
また、コンセプトと混同しやすい言葉として、テーマがあります。テーマの意味は主題で、課題ごとに設定できます。テーマとコンセプトは、似ているようで違いがあるため、使い方に注意しましょう。

ネットショップを開業する際なぜコンセプトが必要なのか?

ネットショップを開業する際なぜコンセプトが必要なのか?

ネットショップに、コンセプトが必要な理由を3つ紹介します。

1つ目の理由は、「やるべきことを明確化」ができるためです。
ネットショップを運営する場合においては、コンセプトが決まっていると自然にやるべき方向性が絞られていきます。そのコンセプトにあったデザイン、商品やサービス、顧客が得られる体験などで方向性がブレなくなります。複数人で運営する場合も、統一感のある運営が可能となるでしょう。

2つ目の理由は、「競合サイトと差別化」を図れるからです。
コンセプトがあれば、オンリーワンのネットショップを目指せるため、競合サイトとの差別化が図れます。すると、お客様は価格以外で比較するため、価格競争に巻き込まれにくくなります。

3つ目の理由は、「ビジネスの成功率がアップ」するためです。
コンセプト自体がキャッチコピーの役割を担い、集客に役立つことがあります。また、顧客がコンセプトを気に入ると、何度も利用してくれるリピーターにもなってくれます。このように、コンセプトはビジネスの成功率を上げてくれるのです。

コンセプトを考える際に絶対やるべきこと

次に、コンセプトを考える際に絶対やるべき3つのことです。

1つ目は、市場調査で需要があるかを確認します。
市場調査をすることで、ターゲットを絞るのに役立つでしょう。また、ターゲットとする市場の規模を知ることで、ニッチ過ぎるコンセプトの設定を避けられます。

2つ目は、競合調査です。
競合調査では、他社サイトよりも自社サイトに優位性があるか競合調査を行うことで、競合サイトとの差別化に役立ちます。
不毛な価格競争に巻き込まれないように、他社よりも優位な部分と不利な部分を洗い出しましょう。

3つ目は、自社の強みを確認することです。
自社サイトの強みは、どの部分にあるか確認しましょう。自社商品を開発している、自社でのみしか取り扱っていない商品などです。

コンセプトの基本的な考え方

コンセプトの基本的な考え

コンセプトの基本的な考え方として、ターゲットの設定があります。
コンセプトを作る目的は、「どのようなターゲットに、どのような商品やサービスを提供するのか」を明確にするためです。

そのため、ターゲットの設定が重要となります。欲張りすぎてターゲットを広げすぎると誰にも刺さりませんし、逆にターゲットを絞りすぎるとニッチ過ぎて商売とならないからです。

また、ターゲットが商品やサービスを購入するのは、商品目当てだけとは限りません。
例えば、ターゲットは抱いている不安や不満、問題点を解決できるような商品やサービスを求めていたりします。

このようにターゲットを適度に絞って、そのターゲットの潜在的なニーズを掘り起こして、コンセプトに取り入れるのがネットショップを成功させるコツです。

コンセプトを効率的に考える方法

コンセプトを効率的に考える方法

コンセプトを効率的に考えるには、どのようにすれば良いのかを紹介します。
成功するコンセプトには「市場調査で需要がある」「競合調査で競合サイトよりも優位性がある」「自社独自の商品やサービスなどの強みがある」の、3つ全て満たしている必要があります。
まずは、この3つを満たす自社の商品やサービスを探しましょう。

次に、その商品やサービスを求めている客層を検討します。
先に説明したように、ターゲットは絞りすぎても、広げすぎても良くありません。市場の規模に合わせて適度にターゲットを絞りましょう。

ここまでで、提供する商品やサービス、ターゲットが決まります。あとは、それらに合わせたコンセプトを設定すれば良いだけです。

ネットショップ開業するならまずはコンセプト設定から

ネットショップ開業するならまずはコンセプト設定から

ネットショップ開業を考えている方は、コンセプトの設定を必ず行いましょう。
コンセプトの有無によるネットショップのメリット・デメリットを、以下の表にまとめました。

コンセプト有 コンセプト無
価格競争 なりにくい なりやすい
商品・サービス 統一感がでやすい 統一感がなくなりやすい
他サイトとの差別化 図りやすい できない
ターゲットへの訴求力 強い 弱い
リピーター 獲得しやすい 獲得しにくい

コンセプトを設定することで、ターゲットに訴求しやすいネットショップとなるでしょう。
そのため、成功率をアップできるはずです。
このように、成功するコンセプトを設定するためには、以下の4項目が大事です。

  • ・市場調査で需要があるかを確認する
  • ・競合調査で自社に優位性があるかを確認する
  • ・自社の商品やサービスに強みのあるものにする
  • ・ターゲットを絞る

これら全てを満たせれば、コンセプト自体がキャッチコピーとなり集客にも役立つはずです。
そのコンセプトが、成功への大きな助けとなるでしょう!

ネットショップを立ち上げるときに重要になるのがブランド名です。しかし、どのようなブランド名を付ければいいのか分からない方も多いのではないでしょうか?ブランド名は何でもいいわけではなく、ユーザーにとって分かりやすくオリジナリティのあるものにしなければなりません。

そこで今回はネットショップのブランド名の発想法や決め方のポイントを紹介します。あなたが提供する商品やサービスにあったブランド名を考えるために、本記事の内容をぜひ参考にしてください。

なぜブランド名が必要なのか?

ブランド名は、その名のとおりブランドを表す名前です。ブランドの価値観をユーザーに伝える役割を持っています。例えばブランド名によって指名買いを獲得できるようになれば、売上の増加を期待でき、ブランド名が認知されればSNSや口コミによって、さらなる認知を得られる可能性があります。
つまり、ブランド名はただの名前ではなく、ブランドの将来を左右するかもしれない重要な要素なのです。

ブランド名を考えるための発想法

ネットショップのブランド名が重要であることを理解したところで、ブランド名をどうやって考えればいいのか分からない方もいるでしょう。ここでは、ブランド名を考える場合の発想法を紹介します。具体的には下記の6つの考え方を参考にするといいでしょう。

  • ● 連結法
  • ● 擬人法
  • ● 語頭・語尾法
  • ● オノトマペ
  • ● ダジャレ法
  • ● アルファベット表記法

連結法

連結法とは2個以上の言葉をつなげて1つの言葉を作る方法で、プラス造語法とも呼ばれます。商品の特徴を複数の意味で訴求できるのが、連結法の特徴です。また連結法での造語によってブランドの価値や語感の良さを表現できるメリットがあります。一方で、文字数が長くなりすぎるとインパクトに欠けてしまうデメリットがあります。

連結法ではつなげる言葉を省略したり、変形したりしないことが重要です。また、語感の強いキーワードや意外性のある言葉を組み合わせて、印象を強くすることができます。
連結法で作られたブランド名の一例は下記のとおりです。

  • ・シーガイア(宮崎県にあるリゾート施設):シー(海)+ガイア(大地の女神)
  • ・シッカロール(ベビーパウダーの商品名):シッカ(ラテン語で乾かす)+ロール(英語で役割)
  • ・タフマン(清涼飲料水):タフ(Tough)+マン(Man)

擬人法

擬人法とは人間ではないものを人間に見立てて表現する方法です。
ネットショップのブランド名で商品やサービスを擬人化すれば、商品・サービスをより身近に感じてもらえる他、商品の特徴が分かりやすいブランド名にできます。また擬人法で作成したブランド名は商標登録できる可能性が高いというメリットがあります。例えばある商品名が既に商標登録されている場合でも、○○君やミセス○○、○○マンなどのように擬人化することで、類似度が小さくなり登録できる確率が高くなるためです。
擬人法で作られたブランド名や商品名の一例は下記のとおりです。

  • ・あきたこまち(米):秋田(地名)+小町(現在の秋田県で生まれた小野小町)
  • ・一平ちゃん(即席めん):いっぺん食べたらやめられない、の意味が込められている
  • ・暴君ハバネロ(スナック菓子):世界一辛いトウガラシに暴君を付けて擬人化

語頭・語尾法

語頭・語尾法とは、特定キーワードに対して頭文字や語尾を変形したり、省略したりすることで新しく言葉を作る方法をいいます。選択したキーワードの意味を残しつつ、新しい価値を表現できるのが、語頭・語尾法のメリットです。
語頭・語尾法で作られたブランド名や商品名の一例は下記のとおりです。

  • ・爽健美茶(清涼飲料水):爽やかに、健やかに、美しくの頭文字に茶を加えた言葉
  • ・ファンタ(清涼飲料水):fantastic(英語で素晴らしい)の語尾を省略した言葉

オノマトペ法

オノマトペとは、自然界に存在する音や物事の状態、人間の感情、動物などの鳴き声を模倣した擬態語や擬音語のことをいいます。人の感覚に対して直接働きかける効果を期待できるのがオノマトペ法を用いる特徴です。
オノマトペ法を用いて作られたブランド名や商品名の一例は下記のとおりです。

  • ・ガリガリ君(アイスキャンディー):かじるときの擬音(ガリガリ)に君を付けて擬人化している
  • ・おばあちゃんのぽたぽた焼き(煎餅):香ばしい香りをイメージするネーミングム
  • ・Qoo(清涼飲料水):飲み干したときに発する言葉

ダジャレ法

ダジャレ法とはその名のとおりダジャレを使ってブランド名を付ける方法をいいます。
うまい言葉を考えられれば、インパクトがあるブランド名にでき、ユーザーからも覚えてもらいやすいのがダジャレ法のメリットです。
例えばメンズ靴下ブランドの通勤快足は、かつてフレッシュライフというブランド名でした。フレッシュライフと通勤快足では、後者の方が印象に残りやすく、ブランド名を変更してから認知度が広がりました。また事務用品通販のアスクルは、注文した明日来るということをそのままネーミングして、スピード感のあるブランド名と覚えやすさを両立できているでしょう。

他にも日本生命が提供するNEW in 1という保険は、入院に関する新しい保険サービスであることが分かりますし、太陽生命が提供するスマ保険は、スマートフォンで手軽に申し込める印象をユーザーに与えています。

アルファベット表記法

アルファベット表記法とは、日本語の言葉をそのままアルファベットで表記する方法です。ぱっと見た感じは英語のようでありながら、日本語の音の響きで親しまれやすいブランド名にできるのがアルファベット表記法のメリットです。
一例を挙げると、不動産情報サイトのSUUMO(スーモ)や清涼飲料水のGokuri(ゴクリ)などはアルファベット表記法が使われています。

ブランド名の決め方のポイント

ここまで紹介した発想や直感でブランド名を思いついても、そのまま採用するのは危険です。最初に説明したとおり、ブランド名はブランドの将来を左右する可能性があるからです。
ここではブランド名の決め方のポイントを5つ紹介します。

  • ● 簡単で分かりやすいブランド名であること
  • ● 差別化ができているブランド名であること
  • ● オンライン上での見え方や使い方などを考えること
  • ● オリジナリティのあるブランド名であること
  • ● 時代に左右されないブランド名であること

簡単で分かりやすいブランド名であること

ブランド名はできるだけ簡単で分かりやすいことが重要です。簡単なブランド名は発音しやすく、ユーザーの記憶に残りやすいからです。
言葉の響きは感覚的なもので、人によって捉え方が異なるため、どのような言葉がいいのか一概にいうことはできません。しかしブランド名は将来的な認知や想起率に関連してくる重要な要素ですので、今回紹介した発想法を参考にして、単純に読むことができて分かりやすく伝わる言葉を考えましょう。

差別化ができているブランド名であること

ブランド名を考える場合は、差別化ができているかどうかを考えましょう。特に競合となる他社とは全く異なる名前を考える必要があります。他のショップなどがどのような名前を使っているのかを調べて、似たような名前は使わずに目立つ名前を考えましょう。

オンライン上での見え方や使い方などを考えること

ブランド名はオンライン上での見え方や使い方などを考えなければいけません。ブランド名とドメイン名やSNSのアカウント名を連携させることは、ブランドの認知の広がりや利便性の向上に大きく影響するからです。
ブランド名とオンラインでの関係性で重要な項目は下記のとおりです。

  • ● ブランド名がドメイン登録可能か確認する
  • ● ブランド名がマーケットプレイスで利用可能が確認する
  • ● ブランド名とSNSのアカウント名を同じにする
  • ● 実体参照の必要な文字の利用を避ける

ブランド名の候補をいくつか考えたら、ドメイン登録ができるかどうかを確認しましょう。また他のマーケットプレイスで商品を販売するならば、同じようにブランド名を利用可能か確認して、別の既存ショップと混同しないようにしましょう。また、ブランド名とECサイト名、SNSのアカウント名はできるだけ同じにしてください。それぞれが異なる場合、名前を覚えてもらうのに時間が掛かり、機会喪失やユーザーの利便性を失うことになるからです。

さらにブランド名には、&、±、<、/など実体参照の必要な文字の利用を避ける必要があります。なぜなら、ドメイン名にそのまま使うことができないからです。例えばBoy&Girlというブランド名の場合、&の文字がドメインのルールで使用できないため、ドメインを取得できません。すると、ドメイン名は下記のように取得するしかありません。

  • ● boy-and-girl.com
  • ● boyandgirl.jp

この状況をSEO(検索エンジン最適化)の観点から考えると、boyandgirlなどのドメイン名とBoy&Girlが同じであると認識できない可能性があります。マイナスに影響する可能性は考えられても、プラスに働くとは考えにくいでしょう。
その上、&などのような文字はSNS投稿時のハッシュタグに使えないため、正しい表記のブランド名を使用できない、視覚的なブランド認知につながらない可能性があります。ブランド名はオンラインで利用する場合の影響を十分に考慮することが重要です。

オリジナリティのあるブランド名であること

ブランド名はオリジナリティのあるものにするのも大切です。
差別化以前に合法的に許可されるものなのか、商標登録されていないかを確認しましょう。利用可能な場合は、ブランド名を検索エンジンで検索して名前が表示されるかどうかも確認してください。ごく一般的な名前ではブランド名を検索しても上位表示するのが難しい可能性もあります。
さまざまな視点から、他にはないオリジナルの名前になるよう検討してみてください。

時代に左右されないブランド名であること

ブランド名は時代に左右されない名前を採用しましょう。流行や時流を取り入れたブランド名を付けた場合、時間の経過とともに時代遅れな名前に感じることがあるからです。長い目で見て親しみを持ってもらえるようなブランド名を探してみてください。

まとめ

今回はネットショップのブランド名の決め方を解説しました。ブランド名はブランドの将来を左右する重要なものですので、よく検討して決めなければなりません。
今回紹介した発想法やブランド名の決め方を参考にして、提供する商品やサービスにピッタリのブランド名を考えましょう。

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